年初にあたり人生100のリストを見つめ直してみた

今年も早くも1週間が経過しました。あと51週です!(笑)

みなさまは、どんな「今年の目標」をたてられたのでしょうか?

僕の目下の目標は、「継続」することです。昨年より取り組んでいることは、とても地味な活動なのですが、心を折らずに我慢してやり続けます。僕は、結果をすぐに求めるあまり、「我慢すること」が苦手なのですが、それを認識した上で敢えて続けてみます。年のどこかで道が拓けたら、そのときは戦術と言えるような目標設定をして達成に向けて行動します。そこまで来れば、僕の得意な行動様式です。

平行して、これからの自分をどうしたいのか、を考えてみました。「自分」と表現しましたが、自分一人のことだけではなく、家族との関係性の中での「自分」や社会との関係性の中での「自分」も含みます。

実は、「これからの自分」を考える作業は今回がはじめてではありません。特に、最近好んでやっている方法が、「人生100のリスト」を更新する作業です。はじめて取り組んだのは、1年ちょっと前のことでした。

やりたいことを100も挙げるのは容易ではありません。中には、無理矢理考えて、挙げたものもあります。しかも、100の項目は、いつまでにやるという期限を持つものばかりではありません。

しかし、100もの項目を挙げる作業を通じて、自分が潜在的にやりたいこと、自分の限られた時間を何に優先的に割り当てたいのか、という価値観に気付くのです。「いつかはやってみたい」「チャンスがあればやってみたい」・・・、と。もちろん、「お金があったらやってみたい」というのもあります。

「やってみる」という経験に関することだけでなく、「家族とこういう関係性でいたい」とか「仕事で社会とこういう係わりを持ちたい」という意識付けや物事の質に関係する項目もあります。自分がぼんやり考えていた価値観が言葉になる訳です。「やりたいこと」を挙げる場合と同様に、自分が知らなかった「自分」に気づくことがあります。

一般には、願っているだけでは駄目で、期限を切って行動することが求められます。「時間があったら」とか「お金があったら」と条件を付けると、いつまで経ってもできないと言われますよね。僕も、100のリストのうちの幾つかは、実際に期限を切って目標を明確にします。そうした目標は、100のリストと平行して管理している「My To doリスト」に載せ、こまめに見ては自分を操作します。

しかし、100のすべてに期限を付けるのは現実的ではありません。それに、100のリストには、今から10年後や20年後、死ぬまでの間にやりたいことやなってみたい自分が書いてあります。老後を今から計画するのも楽しいかもしれませんが、今から計画しすぎるのもどうかとも思っています。これは、人によってさじ加減が分かれるところでしょうね。

僕にとっての100のリストは、一般に年間目標よりも上位概念にあって、自分の潜在意識を常に高めておくためのリストです。それがあることにより、普段気付かなった情報に目をやったり、不思議なことに無意識のうちに情報に触れることがあります。まさに潜在意識のなせる業ですね。

さらに、日常の仕事や生活に疲れたときにリストを見直すと、自分という存在や、自分が持つ興味からエネルギーをもらうことができます。これは、ちょっとしたセルフ・コーチングです。

毎日見るものでもないことから、年初のこのタイミングで、100のリストを見直してみました。

すっかり忘れていたもの、無意識に進めてきたもの、など途中経過はさまざまです。興味を失ったものもあるし、新しく加えたい項目も認識しました。何しろ項目は、100もあるのですから・・・。

小さいことは気にせずに、100ある項目をざーっと概観し手直ししていきます。ゴールは、100すべてを達成することではなく、常に100のリストがあって、活力を得ることです。

結果として、幾つかの項目は達成され、そして次の項目が浮かんでいきます。

100のリストの活用法は人それぞれあるのでしょうが、僕はそんな風に活用をしています。

人生の100のリスト (講談社+α文庫)

人生の100のリスト (講談社+α文庫)




こちらへも遊びに来て下さい。金融の10番は日本人に任せろ!
こちらへも遊びに来て下さい。ケロケロケロっ記(音楽コーナー)