2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書評〜日本の成長戦略

日本の成長戦略作者: 堀紘一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2010/07/27メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見るコンサルティング・ファームをフィールドとする堀さんゆえに、提言が具体的で面白かった。著者の商売では…

書評〜ゼロ金利との闘い

2005年刊。本棚に飾ったままになっていました。なぜ今読んだのかと言うと、少し前に「インフレ・ターゲット(例えば年2%の上昇)を掲げれば、実際にインフレが起きてデフレが解消する」というリフレ論に出くわしたときに、「おやっ?」と思ったため、いろい…

書評〜ソロスの講義録

ソロスの講義録 資本主義の呪縛を超えて作者: ジョージ・ソロス,徳川家広出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/06/16メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (12件) を見るヘッジファンドで有名なジョージ・ソロスの本は2冊目。最初…

書評〜米中逆転

米中逆転 なぜ世界は多極化するのか? (角川oneテーマ21)作者: 田中 宇出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/06/10メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る「米中の逆転」というタイトルですが、著者…

CD再生術?

iPodもいいけれど、たくさんのCDのジャケットを見て、「おっ!懐かしい〜」と思ってプレーヤーにCDを置くあのワクワク感って堪らないですよね。しかし、出てきた音がぺらっぺらだったりすると、本当にがっかりです。最近、そんな思いを何度かして、「CDの音…

書評〜なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方作者: 藤沢数希出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2006/12/08メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 275回この商品を含むブログ (98件) を見る一般の方向…

書評〜デフレの正体

デフレの正体は高齢化社会に伴う構造変化から来るものだ、という本。手に取りやすい新書で、専門的な用語を極力使わずに、巷であふれる意見に対して疑問を投げながら、図表を使って丁寧に説明してくれるので、分かりやすい。高齢化社会という部分をもう少し…

今こそマクロ経済の理解が必要な時!

藻谷さんの「デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)」を読みました。とても良い本でした。書評は改めて記事にしますね。マクロ経済は学生のときに勉強し、その後証券アナリスト試験でも復習した。しかし、それらの時代は理屈を覚えるのが…

渡邉美樹の夢に日付を!

テレビでお馴染みの渡邉美樹さんの本。本の内容は、タイトルから想像できるとおりだけれど、こういう本は読んでいく過程の中で、自分に問いながら自分の感情や気付きが何かを探ることが大事で、そういう意味ではエネルギッシュな渡邉さんの問いかけは、自分…

ワクワクする仕事って?

今日は、次の仕事を決めるにあたって、一瞬途方にくれていました。新しい仕事も、キャリアアップのために選ぶと思うけれど、では何がキャリアアップになるかという点です。前回の仕事は、結果としてそうなったのだけれど、お客さま、上司、同僚、部下、ビジ…

スキルアップにおける2つのメンタル・アプローチ

書店にはいろいろな自己啓発本があふれています。時間術、勉強法、○才からの過ごし方、などから、○○万円稼ぐ術など。流行りのタイトルだと、「○○してはいけない!」「○○力(=ちから)」だろうか。以前のブログで、ビジネス書は既に飽和状態にあることに触れ…

英語力

最近、複数のサイトで見かけた話。社内公用語を英語に設定した楽天の社長、三木谷さんの英語はどうなんだろうか、という意見。どうやらYouTubeで、その様子が流れていたらしいのだが、既に削除されていた。なので、果たしてどのレベルで話題になっているかは…

自炊始めました 〜 スキャナー

「仕事術」というカテゴリーなのに、「自炊って?」と思われた方はさすが、その注意深さに脱帽! 僕も始めて知ったのですが、紙の書籍をスキャナーを使って電子化することを「自炊」というそうです。そして、最近話題になっているFujitsuのScanSnap S1500を…

中国人による日本の不動産投資

今朝のNHKニュースで、中国人が日本の不動産投資に積極的になっている話があった。以前より聞いていた話ではある。実際、「中国人 不動産投資」と検索してみると、中国国内の不動産投資と並んで、日本の不動産に投資するニュースやそれに関連するビジネスの…

石油国家ロシア

BRICsの一つとして注目されているロシアだが、ソ連崩壊後のロシアについて、よほど丹念にニュースを追っていかないとその実像に迫ることは難しいのではないか。新興国で資源国というイメージを、より具体的に捉えていくという点で、この本はとても興味深かっ…

Evernote

このブログで何度か登場しましたが、情報管理ソフトEvernoteを使い続けるうちに、その便利さに感心しています。Evernoteはクラウドの典型です。メモやファイルなど、保存しておきたい情報を、あらゆるPCや携帯端末から、Web上のEvernoteに送ることができる。…

1年という時間のカウント方法

今日から7月ですね。1年の半分が終わりました。あと6ヶ月しかないと考えるか、まだ6ヶ月あると考えるかは、この6ヶ月の成果次第かもしれません。企業に勤めていると、1年で業績目標を立てるのが普通です。外資系の場合は、暦年(1月から12月まで)。だから今…