2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか

著者は野口悠紀雄さん。ポイントを幾つかまとめてみると…。 外需依存の日本経済は、新興国よりも米国消費者への依存が高く、回復までには相当の時間がかかる → 住宅ローンを担保にバブルを形成した米国の消費は完全には戻らない。つまり輸出主導の景気回復は…

書店のディスプレイ

週末にお茶の水〜神保町界隈をうろうろしていました。最終目的地は天鴻(てんこう)の餃子だったのですが。経済関係の本を入手しようと思い、書店の書棚の間を往ったり来たりしていたのですが、品揃えの多い本屋さんほど、選べる自由に有難いと思った反面、…

中国、大国の虚実

中国 大国の虚実 (日経ビジネス人文庫)作者: 日本経済新聞社,日経=,日本経済新聞=出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/09/01メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る中国についての調査をはじめたばかりなので、この本の位…

ドイツビールを飲んできました

今度の日曜日(5月30日)まで、日比谷公園でドイツビールがアウトドアで飲める!と聞いて、情報を仕入れてきてくれた妻と、夕方待ち合わせて行ってきました。詳細はコチラ。なかなか楽しいイベントです。しかし!ですよ、夕方の6時に着いたときはもう人でい…

アドレナリンを抑えよう

定例のコーチングを受けてきました。自分の調子は良いものの、今は次の仕事の準備に充てているため、成果は認識しにくいし、誰からも認められるものではない。当然、不安や焦りが出る訳で、しかしそれを認知できている以上は順当な接し方が出来ていると言え…

ブクログ

ブクログを使い始めてみました。ブックログですね。僕のページはコチラです。ページ右上の表示モードを「表紙」にすると、夢の収納法ですよね。まだ、数冊しか登録していないので、”収納”にだんだん苦労していくことになると思うのですが、まあやってみまし…

日本経済の真実

著者の一人、辛坊さんは日テレのキャスターなので、ご存知の人も多いだろう。僕はテレビをあまり見ないので、辛坊さんがどういう意見を普段言っているのかは知らない。この本は、今の日本経済の問題を実に分かりやすく解説している。経済の話や用語に詳しく…

感情をはきだそう

この週末にいろいろ感じたことを文字にしてみます。本当は1つのテーマにしたかったのだけど、たまにはこういうのも良いかな。 みんな楽しい時間を過ごせているようでよかった 土曜日に小規模の婚活パーティを主催しました。主催というほど大袈裟なものでは…

グローバルインバランス

グローバル・インバランスとは国際的な経常収支不均衡のこと。周知のとおり、米国は経常収支が赤字で、日本や中国は黒字。ところが、輸出国である日本や中国は、通貨を安く放置しておいた方が自国の輸出に都合がよいから、輸出で稼いだドルを自国通貨に換え…

Personal Wiki「WikiTouch」

僕はiPhoneに替えてからはEvernoteをメモ帳として活用している。今やクラウドの代名詞のようになっていて、iPhoneでメモったものはPCでも見ることができるし、別の機会に紹介する便利機能が、iPhoneのカメラを使ってスキャンした文書がEvernoteに転送できる…

最高の準備をしよう

次の仕事を考えるために人と会ってきたが、少し拡げすぎた感があった。なにしろ、自分を見失わないようにするのが大変。というのも、お会いする人は経営者、とりわけ創業者が多い。説明を受けたり議論をしてみると、まずは相手の魅力に気付き、次に仕事が魅…

経済予測脳で人生が変わる

経済学に関する知識を持つことは不可欠だけれども、それだけでは予測はできないと主張している本。著者の中原さんは歴史学、哲学、心理学を取り入れ、物事の本質を理解し、その変化を嗅ぎ取ることから予測に活かしている。では、どうしたら物事の本質を理解…

仕事で本当に大切にしたいこと

仕事で本当に大切にしたいこと―自分を大きく伸ばすために (日経ビジネス人文庫 (お8-1))作者: 大竹美喜出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/02/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る著者はアフラックを日本で立ち…

がるそん(静岡)

旅先でたまたま見つけて入っただけなのに、思わず「うまいっ」と唸ってしまったカレー屋さんが「がるそん」です。カレーはこんな感じ。 クリーム色のところはクリームで、これは甘いのだけど、カレーはしっかりピリッと辛い。なので、口に入れた瞬間マイルド…

僕が育った静岡でのおはなし

昨日の夜から静岡市に来ています。静岡は小学3年から4年にかけて自分を育ててくれたところ。しかし、いくら住んでいたからと言っても相当昔の話である。懐かしいと思うよりも、新しいことに触れることの方が多い。だって、家の周りしか覚えていないし、住ん…

為替リスクの説明

あんまり悪口書きたくないのだけれど、FX(外国為替証拠金取引)のサイトにはヒドイものが多いですねぇ〜。各国の政策金利の推移を調べたかったので、ネット検索してみると、数々のFX会社が丁寧かつ親切に教えてくれました。それ自体が驚きだったのですが、…

資本主義のコスト

2009年8月にメリルの菊地さんが翻訳したロバート・バーバラの資本主義のコスト。金融危機から少し時間が経った今でも、まだ記憶が鮮明な上に、その影響を引きずっているから、今読んでも内容に色褪せた感じは全くしない。「資本主義のコスト」とは、自由経済…

投資を通じた社会貢献に消費のマインドを入れてみると。

昨日は鎌倉投信の鎌田さん(社長)とお話していました。鎌田さんは元同僚・お友達で、僕は鎌倉投信の受益者(ファンド購入者)でもあるので、その辺りを差し引いて読んで頂ければ幸いです。鎌倉投信は直販(証券会社を通さない直接販売のみのアクセス)の投…

ビジネス書

ビジネス書が流行っていますね〜。書店に行くと、たくさんの本が並んでいますし、このブログでも読んだ本はなるべく書評を書くようにしています。書評と言っても、中身を紹介しすぎると、読む楽しみがなくなってしまうので、詳しくは書かない代わりに、自分…

教育力

斎藤孝さんの「教育力 (岩波新書)」を読んだ。斎藤孝さんって、教育学の先生だったのですね。いろいろな著書やテレビに出演されているから、イメージがずいぶん拡散していました。学校教育を題材にして書いているけれど、斎藤さんも本の中で言っているように…

日本株は買いか?

昨日の米国市場に続いて日本株も下がって始まりました。後場は少し戻しているようです。国内にこれと言った経済ニュースがない中で、米国が大きく下げ、東京の寄りも大きく下がったら、すかさず買いたくなるのですが、証券口座がまだ準備できていないので、…

部屋の片付け

今日は半日、積んであった書籍を整理したり、その他雑多なものを右から左へ動かしたり、と何かに取り憑かれたように動いていました。考えてみれば、年末年始が短い金融業のお仕事で、大掃除をするのは酷というもの。それに比べ、ゴールデンウィークは長いし…

ネット株の心理学

最近よく目にするのが、インデックス投資を勧めている本。インデックス投信やETFは販売会社にとっては儲からないから、積極的なプロモーション(販促)は行われないので、本やブログで啓蒙している方がたくさんいる。僕も、先日の記事で書いているように個人…

おカネが変われば世界が変わる(後編)

昨日の続編です。昨日はファンドなどに見られる社会的責任投資(SRI)に触れ、そういえば銀行という業態はどうなのだろうというお話をしました。調べ始めたところなので、詳しくはありませんが、銀行にも社会的責任に共感し行動しているところがあるようです…