2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ないものから探ること 〜 質問術

今日は、今後お取引をするかもしれない会社との会議。僕たちの会社がサービスを受ける、すなわち顧客にあたるケース。一般のビジネスでは、扱う情報は非対称だ。つまり、この場合は、サービスを提供する側に偏っているから、どうやって情報を引き出すかに苦…

支えること 〜 アシスタントとリーダーの関係

今日は、グループ・アシスタントさんとの定例会議。グループ・アシスタントさんと言っても、秘書のようなお仕事をずーっとお願いしてきていて、最近その比率が高くなっている。それもそのはずで、僕のチームがだんだん大きくなっていて、同時にグローバルで…

恵比寿、チリチリ

今日は恵比寿にあるカレーハウス・チリチリに行った。TIRI TIRIが正式名称。昼間、インフルエンザの予防注射を打ってもらって、それからなんとも言えない気だるさと闘っていた。「こんなときはカレーだっ」、と思い会社の近くのカレー屋さんを真っ先に思い描…

外から見られることと中から見ること

今日は微妙な話題かもしれない。でも誤解を恐れずに書いてみようと思う。お客様からの指摘は絶対か?例えば、「御社はこういうことはできないの?」とか「おたくの説明は分からない」とか言われた場合・・・。こういう場合はちょっと立ち止まる必要がある。何故…

書評 〜 季節の記憶

僕の好きな小説家の1人は、保坂和志さんである。僕が「いいなあ」と憧れる人々の会話があり、思考のプロセスがある。例えば、ある物事を見たり考えるときに、「Aかもしれないし、Bかもしれないし、でも本当のところはわからない」と平気で言う。それでは話…

流れから感じること 〜 緩やかな変化に気付くということ

この話題、いつかの日記で書いたような気もするのですが、帰り道にふと思ったので、書き残しておきたいと思いました。 僕のチームに所属する人は、今年で8人から12人に増えた。人数では伝わらない部分もあるのだが、現場とR&Dを兼務する部署としては、こ…

外資系企業での議論 〜 言葉に頼らなくてもいける方法

外資系の企業には、いろんな国の人が働いている。コミュニケーションが重要なのは言うまでもない。想像のとおり、日本人どおしのコミュニケーションよりも時間がかかるし、特別な配慮が必要な場合も多い。もっとも、日本人どおしだからと言ってコミュニケー…

書評 〜 超・格差社会、アメリカの真実

この本は、僕が感じていたアメリカ社会のイメージや、アメリカで働いている同僚たちを見て思うことを、ズバッと突いている内容だったので、面白かった。これまで、アメリカの歴史をまじまじと学ぶ機会もなかったし、政治や経済だけでなく、権力という角度か…

仕事を見つける感覚 〜 リーダーそしてリーダー予備軍の仕事術

チーム・マネジメントや、リーダーの仕事には、定型的なものは少ない。昨日の日記のように、人に関する仕事の割合が最も大きいと思うけれど、他にもいろいろある。いわゆる企画的な仕事というのがそうだ。それには、チーム運営に関するもの、人材育成、ビジ…

失敗リーダーがメンツを保つことよりも、モチベーションを高めることの方が大事

今日は、チームの人から、僕のとある指摘がきっかけで思いのほか落ち込んでいる人がいると聞いたので、平静を装いつつもかなり気になっていた。僕は、正論を言ったつもり。その場面で言わないと、職場のモラルも低下すると判断して放った言葉。「放った」と…

プチ仕事改善 〜 いつ誰と何を話したかという会議の記録

大抵の仕事は、ルーティンが決まっていたり、プロジェクトで管理されています。締め切りがあって、それゆえに忙しくなる。仕事が上手く進んでいてもいなくても、時間がどんどん経過し、それに対して必死になるというのが、日常の仕事ではないかと思います。…