古希の祝い

今日は、父の誕生日で古希のお祝いの会。

父はクラシック音楽が好きで、今日はたまたま渋谷にコンサートを見に来ていた。あまり負担にならないように、渋谷の中華料理屋でささやかだったかもしれないけれど、家族みんなでお祝いをした。

健康で長生きをすることはめでたいことだけれど、あまり年寄りっぽい話にならなくて良かった。普段の父の話は、あちこちに飛ぶし、その中で時折おかしなことを言うものだから、楽しく和やかな時間だった。

しかし、父は若い頃に病気を患い、結婚も仕事も10年ほど遠回りをしたそうだから、家族の健康について気遣ってくれる言葉はとても暖かいし、明確だ。僕も妻も、2人とも似た性格で、一度やりだすと徹底的にやる方だから、休むことや手を抜くことを意識的に考えなければならない。

こうした家族への想いが書けるようになったのも、一緒にいる妻の影響がとても大きい。夫婦の関係は勿論だが、離れて暮らしている親や親類について、昔では考えられないほど想うことになっている。

親と子を取ってみても、お互い生活スタイルも違うし、独立という意味での生計も違うから、物理的に一緒にいられる時間は限られてしまう。その分、最低限健康でいて、心配をかけないことが、ちょっとしたことだけれども、大変大きな意味だということを、改めて感じる時間であった。




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