ホイリゲ
「ホイリゲ」とは居酒屋のこと。ウィーン郊外にワインを造っているところがあり、そこで居酒屋をやっていると聞いて、行ってみることに。
ホテルのある中心部からタクシーで10分くらいだっただろうか。郊外と言っても街の延長で、それでも中心部では見られなかった坂道が現れ、家も一軒家が見え始めたなあ、と思えるところにその場所はあった。
ウィーン市内でお酒を飲むと言ったらカフェやレストランで、そのほとんどはビルの1階にあるから、こうした開放的なところにお店があるというのが、気分転換になる。
目指していたホイリゲの入り口。
そこがお店であることは注意をして見ないと分かりにくい。しかも、実際にお店は奥の方にあるから、期待を不安を抱きつつ、奥の方に足を進める。
僕らが行ったホイリゲは、アウトドアにテーブルが並べてあって、訪れた6時には既にお客さんがいっぱいいて、みんな楽しそうにワインを飲んでいた。
日本で言うとお庭自慢を売り物にしているビアガーデンだろうか。ホイリゲはワインが中心なので、ビールを飲んでいる人はいなかったけれど・・・。
席に座ると、店員さんが白か赤か、SmallかLargeか、それだけを聞いてくる。まだ明るかった(ちなみに日没は9時くらいなので、6時から飲むとなるとたっぷり贅沢な気分を味わえる・・・)ので、気分で白ワインのLargeを注文。
ご飯は、テーブルオーダーではなく、セルフでカウンターに行って買ってくるという形式。カウンターはデリのようになっていて、サラダからお肉まで選ぶことができる。
ワインはとっても飲みやすく、飲みながらずーっと話していられる感じ。ちなみにLargeで1リットルあったけれど、それをたいらげて赤のSmall(500ml)まで行ってしまった。
観光客も多かったと思うけれど、地元の人に愛されている感じがした。店員さんが素朴でそれもまた良い感じだったかも。
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