柔軟性

柔軟性という話題ですが、今日は頭の柔軟性ではなく体の柔軟性。最近、ピラティスを続けていて、「体は硬いよりも柔らかい方が楽しい」ことに気付き、ストレッチを小まめにやるようにしています。

僕は、運動と来れば、歯をくいしばってストイックに頑張るスポーツばかりやってきたので、体の柔軟性を意識することはほとんどありませんでした。もっとも、体は柔らかい方が、動作がしなやかになって筋肉もより効率的に使いこなせそうだし、怪我もしなくなるだろうし、良い事の方が多そうです。頭では分かっていても、実行しようとは思いませんでした。きっとあきらめていたのでしょうね。

ストレッチを地道に続けてみると、亀の歩みなのですが、少しずつ体が変わっていく様子が分かります。最近、インストラクターさんたちから「体、柔らかくなってきましたね〜」と言われると、もう嬉しくてたまりません。

ストレッチに特別なコツはないようで、毎日やることと呼吸をゆっくり行うことくらいが大事なようです。あと、体が硬いからと言って勢いを付けて伸ばすことや、無理な体勢で伸ばそうとはせず、できる範囲で少しだけチャレンジするのが良いようです。

例えば、座って両足を前にまっすぐ伸ばして、体を前にかがめていく前屈というストレッチがあります。ひざがまがってしまうのは良いとしても、無理に体を縮めると頭だけが下がって行きます。しかし、ストレッチとして効果的なのは、胸をひざの方に近づけていく動き方のようで、この場合の頭の位置は、なかなか下がりません。僕の頭の場合は、絶望的なくらい高い位置にありました。

通っているピラティスのスタジオは9割以上が女性で、みなさん体が柔らかいので、僕だけの頭がぽっこり目立ちます。まるで平野の中で、突然山が現れたような感じです。そこに強盗が押し入ったら、間違えなく最初に撃たれるのは僕でしょう。しかし、気にせずに、自分のレベルで日々努力することが大切なようです。

昨日は、そのピラティスのクラスの中で、ヨガ・ストレッチの講習を受けてきました。ヨガの動きはそれぞれ意味があって、それをピラティスから見た理論で解説を受けるというとてもユニークな講習です。

このヨガ・ストレッチが今のところ、自分にはとても合っているらしいのです。これを続けてみて、自分の体がどう変わるのかを見続けてやろうと思いました。

思い起こすと、会社に入ってから、英語がまったく出来なくて絶望的な日々を送っていたのですが、今は外資系の会社でそれなりの仕事を任されるまでになりました。あのときの、何もできないところからある程度のところまで持っていく、ことを再び実現できたらいいなあ、と思っているのです。




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