図書館でお勉強

ここのところ土曜日は会社にいることが多かったのですが、今日はやっと通常のパターンに戻った感じです。土曜日は英会話のレッスンの後、図書館に行って本や論文を読むことが多い・・・。今日も、母校の図書館に行っておりました。

私立大学はまだ夏休みの真最中なので、構内は人が少ない・・・。図書館もやはりいつもより少ないが、僕のように卒業生っぽい人も結構来ている様子。何しろ図書館には、ありとあらゆる新聞や雑誌も揃っているし、冷房は効いているし、静かだし、周りに気が散るものがないから集中できるし、と至れり尽くせりです。
この図書館はしょっちゅう来ているので、窓の外から眺める景色の四季が移ろっていくのが楽しい。今日は、曇っていたけど、まだ蝉の声が聞こえました。でも、数も減っているし、曇っているし、夕方になるとその声も聞こえなくなるし、と夏の終わりを感じさせる。夏は、真っ盛りだと暑くて大変だけど、終わりが近づくと急に寂しさを感じる。でも、まだ残暑はあるんでしょうね。

「数週間前に行ったときは、窓の外の強い日差しと暗い図書館の中が、明るさという点で対照的に目に映り、窓の外が切り取られた額のように見える。コンクリートや校舎の壁に当たる光も、容赦なく焼いていくようで、古い校舎を見ると、どことなく懐かしさがこみ上げて来る。オフィス街の真新しいビルでは、こうは思えないのかもしれない。」

今日は、仕事に関係する洋書と格闘。年齢や経験が重なっていくと、ついつい過去の知識の蓄積で食っていけそうな気になるのですが、知識労働の部類に入る今の仕事を続けるためには、一定の勉強は欠かせません。実は、このように考えたのもつい2年くらい前。それまでも、本は読んでいたのですが、目的は曖昧で、効果が高いとは言えなかったと思います。さらに、僕は家の中では誘惑が多すぎて何かを長時間やり続けることは不可能に近いのです。

勉強と言っても社会人が行う勉強なので、単に知識を蓄えるだけでなく、「このネタを仕事に活かすことができるか?」「活かせるとしたらどうしたらよいか?」をとにかく考えます。なので、日によって読み進む量は全く違います。ただ、ネタ帳だけはじわじわと厚くなっていきます。「金曜日まで仕事で疲れているのに」と思う人がいるかもしれません。しかし、この作業は常に前向きで、自分の好奇心に正面から向き合うものなので、楽しい時間が送れます。結果として、現場の問題から離れて考えたり、集中して物事に触れたりして、ストレス発散にもなるのです。

もっとも最後はご褒美があって、大学の近くのコーヒーショップでデザートを食べるか、夕飯をちょっと豪華に行くか、あるいはその両方か、という感じで開放感を得ることも忘れません。




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