浦和0−0大宮 [サッカー]

僕にとっては今季初の生Jリーグ。埼スタ浦和レッズ大宮アルディージャの試合を観に行った。ご覧のとおり、今日も暑いぜっ!スタンドはほんの申し訳程度に割り当てられた大宮サポーター席以外は赤一色です。

一応、埼玉ダービーと言われるほどの両チームのホームタウンは近い。浦和と大宮なんて、今となっては共に「さいたま市」に属し、そういう意味では一蓮托生の仲なのに、今日ばかりは違う。もっとも、浦和レッズは埼玉全国区的なところがJリーグ発足の歴史からある一方で、大宮のサポーターはNTT時代だったり、J2時代からの更に濃ゆいサポーターであることは想像できる。

埼スタは、サッカー専用スタジアムとあって、都内からでもわざわざ出掛けて観るだけの価値は十分あります。しかし、今日の試合は堅かった。お互い守りも堅かったけれど、浦和のFW陣とDF陣も今ひとつ有機的に絡めていなくって、後半も最後の方になると、パワープレイのFWに対して中盤がぽっかり空いた感じだった。加えてサイドの攻撃も有効とは言えなくって、なかなかストレスに訴えるゲーム展開だった。

しかし、この時期のデーゲームは実に気持ちがいい。2時キックオフだったので、終わってからも十分外は明るいし、帰りの混んだ電車を避けるために、レッズバーと名づけられるスタジアム外周のスペースに設置された飲み屋でビールをオーダーしては、試合の感想を述べたりと、引き分けに終わったにもかかわらず、妙にゆる〜い時間を過ごしていました。

ちなみに僕は浦和サポーターです。もともと浦和は地元にもあたるし、92年のJリーグ発足からのファンなので、今の姿は想像ができないくらいです。今は強くなったけれど、昔は出来の悪い子供のようだった。

しかし、強くなれば期待は高まるし、弱い状態であれば1勝の重さから来る1勝の喜びには感動すら覚える。どちらが幸せなのかは分からないけれど、応援したい、という気持ちがこれだけの人気チームを支えているのだと思う。




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