イメージを近づける

リフォーム業者さんと2回目の打ち合わせ。

1回目の打ち合わせは、2週間ほど前。僕らがまとめた「こうしたい」というメモと、イメージを伝えるための雑誌の切り抜きなどを交えて、打ち合わせを行った。2回目の今回は、「まだ現場を見ていない」という状態ではあるが、業者さんが「こんなイメージはどうでしょうか?」とCGを駆使した資料を持ってきてくれた。その資料を基に、素材の色見本や、住設機器などのカタログを見ながら、予算を大枠で予想していった。

1回目に渡した「こうしたい」というメモが役立ったらしい。そのメモに付けていた「高・中・低分類の優先順位」がウケたらしく、「こうしてくれるお客さんは少ないんですよ〜」という言葉を頂いた。狙いが的中したことが分かり嬉しかった。

そもそも僕ら自身が、何を優先したら良いかが分からなくなっていたのだ。いろいろなイメージや希望というのがあって、それを全部取り入れていくと、ものすごい費用がかかってしまう。

経験豊富なプロの業者さんは、「ここまで費用をかければ、こういうことができる」という提案を、敢えて費用の制約をはずして提示してくれて、優先順位を考えなおすのに参考になった。「ここまで費用をかければ・・・」と表現したが、無理強いされたことはない。安心して議論ができる業者さんだと思った。

住宅は、毎日過ごす場所だから、できるだけ快適な空間にしたい。モダンなものにあこがれもあるけれど、現実に過ごす空間には合わない、よそよそしいものも多い。さらに、家具の色や形などはある程度の統一感が必要だろう。となると、1つをモダンにした結果、例えば床の色をモダンにしたら、家具の選択肢が限られる(物を選ぶ)ようでは快適とは言えない、と僕は思う。

僕の好みは、古くなったときの使用感が、落ち着いた感じにつながったり、愛着につながるような、そんな空間だ。感覚的な好みで、これ以上詳しく言葉にして伝えるのは難しい・・・。




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