秋は、のんびりしていると「さーっ」と通り過ぎてしまうので、外で遊ぼうと思いこの日は軽井沢へドライブをした。軽井沢は気軽な行楽地だが、さらに30分ほど遠出して、浅間ハイウエイの駐車場から景色を楽しんだ。

浅間山を望むと、面白い雲に出会った。家内によるといわし雲と言うらしい。気になって調べてみると、うろこ雲のことらしい。小さい頃から慣れ親しんでいたのは、うろこ雲の名前の方で、急に子供の頃が懐かしく思えた。

小さい頃は、近所の河原で遊んだり、広大な空き地や山のふもとで駆け回ったり、と自然の中でずいぶん遊んだ。視界に拡がる空も当然に広いから、「あっ、うろこ雲だ。明日は雨かも!」などと言っては、次の瞬間には言ったことも忘れて遊び続けていた。

「明日は雨」のつながりだが、子供の頃に「いろいろな雲」といった内容の記事で知ったのだった。図鑑か何かの科学特集だったと思うのだが、「うろこ雲が見えると数時間後に雨が降るらしい」と記憶していた。

どうやら、うろこ雲は低気圧の全面に出ることが多いらしい。しかし、何故そんな形になるのか、うろこ雲が見られても雨が降らない確率はどのくらいなのか、などについては未だに知らない。

写真の浅間山は、山頂あたりから煙が垂れているのが分かる。活火山であることを印象付ける景色である。空に広がるうろこ雲とは対象的に、煙の形はより短い間に刻一刻と変わるから、大地の活動は大気の活動よりもはるかに激しいことをも示しているようだった。




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