カーテン選び

新しいお家につけるカーテンを選びに行きました。今度のお家は、窓の大半は木製ブラインドまたはロール・スクリーンにするので、ファブリックのカーテンを飾るのは寝室だけ。たったひと部屋、3枚の窓、しかも種類は統一させるので簡単なように思えますが、カーテン選びほど難しいものはありません。

前にオーダーしたことのあるフジエ・テキスタイルのショールームへ。入ってみると、案の定、壁一面にカーテンのサンプルが並び、加えてラックにもいろいろなカーテンが・・・。

サンプルと言っても、1メートル幅くらいしかないので、それが部屋にかかった様子を想像しながら、自分たちのイメージを膨らませていく。予め考えていた色もあったけれど、見ていくといろいろな想像力が沸くので、だんだん分からなくなっていく。

おまけに、ショールームの灯りは蛍光灯で、昼間のイメージにはぴったりだが、寝室のイメージには合わない。夜は、白熱灯に照らしたイメージの方が大事だから、カーテン選びはやはり難航した。

カーペットのサンプルを持っていったので、それと並べてみたり、白熱灯の照明の下に持っていったりして、ああでもない、こうでもないと延々やっていく。候補が決まるまで1時間くらいしただろうか?

その後で、別のカーテン・メーカーのショールームを2社ほど回る。既に、お気に入りのものが見つかったという安堵感からか、熱があまり入らない。

カーテン選びは、気合いを入れないと、どれも同じに思えてくる。特に同系色が多かったり、ディスプレイの仕方がとても無機質だったりすると、イメージが刺激されないために、「これもいいかも」などとは決して思わない。

終わって帰る頃には、すっかりぐったり。どうやら、自分の目に見えないものを想像したり、小さいものから大きなものを想像するという作業は、思いのほか頭を使い、エネルギーを消費するらしい・・・。




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