大渋滞

伊豆に犬を見に行った・・・、はずが辿り着けずに箱根で引き返してきました。

この日は最初から大渋滞だろうと思っていたのに、急に予定を変更して出掛けてみることに。前日の土曜日にネットで渋滞情報を調べると、東京〜御殿場が2時間とあったので、まあ悪くないか、と思っていたら、今日は御殿場よりはるか手前の厚木までで「2時間以上」とある。

「ん〜、それでは」と思い、一見して空いている西湘バイパス・ルートに。しかし、横浜新道の出口から早くも渋滞にはまり、さらに西湘バイパス手前で大渋滞にあった。一般道の渋滞情報もチェックしたはずだが、流石にそこに着くまでに状況は刻々と変わり、全く意味のないものに。

やっとの思いで、西湘バイパスに入るや、急に前が開けた。「ちょっと飛ばすか」と思っていたら、追い越し車線に遅い大型のセダンが・・・。それまで渋滞でイライラしていたので、左側から前に出ようと思って並んでみると、なにやら大きな男性が助手席に座っている。

直感的に「抜いてはまずい」と思っていたら、やはり覆面の車両でした。普段そんなに飛ばさないのに、イライラしていた直後に、「いかにも捕まえて下さい」という状況で捕まっていたら、最悪の休日になるところでした。

それはそうと、小田原から熱海のほうへ海沿いの道を行こうとしたら、そちらも渋滞。仕方なく、ターンパイクから伊豆スカイライン経由で目指すことに。しかし、これが大きな誤算だった。

何とターンパイクの3分の1くらいを過ぎたあがりから渋滞しているではありませんか!山道の渋滞って、まさにハイシーズンの日光いろは坂だけだと思っていた。MT車で、のぼり坂の渋滞は最悪。急坂も多いから、坂道発進もいい加減に疲れてしまった。しかも、何とか山頂にたどり着けたとしても、伊豆に着くには夜になりそう。

ということで、中腹の休憩スペースで車を停め、「今日はあきらめよう」と決断をしUターンしたのだった。紅葉は楽しめたし、それに晴天の中、山頂が真っ白に彩られた富士山も見れたので、良い気分転換と言えばそうなのだが、先を急ぐ身にはそれを楽しむ心の余裕もなくって、残念な想いだけが残った。家内とのんびりお話をしながら、のはずが、それもついついイライラが先に出てしまって、途中黙ってしまう最悪の展開に。

おかげさまというか、急ぐ必要がなくなった帰り道は和やかな雰囲気に。しかも、帰り道の渋滞回避策はことごとく命中し、最悪の状態にはならずに済んだ・・・。

秋の3連休ドライブは根本的に避けるか、綿密に準備をしないといけないということだ。去年も同じ過ちを犯していたのに、1年も経つと忘れてしまうのね。しかし、ターンパイクで渋滞にはまっていた人たちの中には、箱根や伊豆の宿に向っていた人も少なくないはずだから、気の毒としか言いようがない。無事に着けたら良いのだが・・・。




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