特別でもない年始

年始に何か特別な想いが浮かぶかな〜、と想っていたが、大晦日から元旦にかけて実家をはしごしていたせいもあって、なんとなく時間ばかりがすべり出されていく。しかし、実家で過ごす時間は、最近再認識することができた家族のありがたみを感じる時間であって、特に何かをするわけでもないのだが、とりとめもなく話したり、リラックスのあまり寝てしまったりするだけでも、お互いの距離というのを意識しなくて済むようで、特別なものではないが、とても良い時間だったりする。

この「実家」というのが、僕の実家だけでなく、家内の実家でも同じ感覚でいられることがとても幸せだ。おそらく、家内と僕の性格が似ているためだろうか、それぞれの両親も性格が似ているようで、何だか実家まで同じように感じられてくる。

そんな感じで、2つの実家でお正月料理をたらふく食べ、今日あたりは疲れがたまって家でなんとなく過ごしていた。

我が家はまだ冷蔵庫がない。この間、引越しをしたら、手持ちの冷蔵庫のサイズが大きすぎて設置することができなかった。あわてて家電量販店に買いにいったものの、お目当ての製品は既にバックオーダー(在庫切れにおける注文)が入っていて、2週間ほど待たされることに。なので、この休みは、実家に行くか、外食をするか、コンビニ系の弁当に走るかのいずれかで、今日あたりは胃腸も疲れているのでコンビニ系の生活に。

引越し後の家の整理もまだまだで、暇ができると少し配置をいじったり、モノを整理したりして、何となくせわしない。この状態も2週間近くになるので、何だか年末の大掃除がそのまま続いているような感覚だ。

そんな状態だからか、なかなか新しい年についての抱負が沸いてこない。いや、そもそも、昨年は仕事でかなり疲れをためていたから、まだ心と体がその疲れをひきずっているようにも思える。

しかし、考えようによっては、特別な想いがない年始こそ、特別大切なような気がする。今までは、なんとなく背伸びをしたり、高い目標を掲げてみたりしたが、今年はあるがままを受け入れながら自分ができることを一つ一つ務めさせてもらおうと思う。周囲に惑わされることなく、冷静に思考することができれば、ストレスの多い時期も乗り越えられるのではないか、と思う。




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