ワックス環境

引越したお家もだいぶこなれてきました。最初は、前のオーナーさんの好みや建築家さんのこだわりに、「?」と思うこともしばしばでしたが、今ではそれらも含めて自分たちのお家。使いやすいところも使いにくいところも、それなりに対応しては住みやすくしていく作業は楽しいものです。

一つの小さな、いや自分にとっての大きな幸せは、スキーに向いた環境です。まず、車への荷物の出し入れがラク。今まではマンションの上階に住んでいたため、車と部屋の間を荷物を持って往復するのが大変だったのです。今は、車庫が建物の中にあって、スキーの板などは車庫に置き場所があるので、荷物の出し入れが簡単です。

そして、ワックス環境です。数年前から、スキー好きの友人からホット・ワックスを教わりました。その効果は、信じる者だけのものかもしれないけれど、僕の実感では滑走性よりも耐久性のメリットは大きいと思います。しかし、ワックスをかけるとなると、それなりのスペースはいるし、アイロンを扱わないといけないし、ワックスの削りカスが大量に出たりと、室内でやるにはハードルが高いのです。

今は、車庫の車を少しだけ動かしてスペースを作れば、そこは立派な作業スペースになります。下はコンクリートなので多少の汚れは気になりません。寒くて暗いことを除けば、快適なものです。お気に入りの音楽をかけて、スキーに行くことを思い描きながら、単調な作業に没頭します。単調だけれども、そこそこの集中力が必要な作業なので、少し暗いという環境が良いのでしょう。


これらは、1つ1つは小さなことだけど、大きな幸せにつながります。今年は雪が少なめなので、回数を重ねるごとにスキーの滑走面は痛んでいくけれど、道具への愛着は日々のメンテナンスから、かのようにして生まれるのです。

そういえば、友人はワックスのときにする専用エプロンを持っていたっけ。僕も欲しいなあ。ワックスのカスカスって、ファスナーとかにかかると取れないものだから…。




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