長〜い一日

家内が入院しました。腹痛によるもので、少しずつ回復に向かっている点は心強いのですが、腹痛の治療というのがこれほどまでに辛抱を要するのかというのが驚きです。

昨夜の11時くらいから「痛い痛い〜」と言っていたので、とりあえず薬を飲んで様子を見ていたのですが、夜中の3時くらいにどうしようもない痛みに耐えられない様子。まずは夜間診療をしてくれるお医者さんに電話であたりをつけたのですが、どうやら症状的には救急の方が良さそう、ということで救急車で病院へ。

救急で診てもらったり、朝になったので外来で診てもらったりする中で、「入院させましょう」というアドバイスが・・・。それからというもの、病室があくまで待ったり、必要なものを買い出ししたり、お世話になった人にご挨拶をしたりと、横で痛がる家内の様子に気を張りつつ、あっという間に一日が過ぎました。そういえば会社も休んだっけ。明け方にメールをしたきりだったので、それすら忘れてしまいました。

身近な家族が入院するというのは大変なことです。そもそも救急を呼んだのも始めてで、気が動転するというのはこういうことか、というのが自分でも分かりました。昨晩は、自分の自律神経障害もあって寝れなかったので、寝不足も相当たたったようです。夜中からずーっと「自分が守らなくっちゃ」という意識で緊張していましたが、母親たちがお見舞いに来てくれて、かなり力が緩みました。家内も余裕はなかっただろうけれど、同じようなことを言っていたので、無意識に「自分が頑張らなくっちゃ」と思っていたのでしょう。

今回の腹痛は原因がはっきりしないため、検査の過程からは治療法がうかがい知ることはできません。薬についても、痛み止めの他は何ら投薬がなされず、最初は口には出さなかったが「少し遅いのでは?」と苛立つ自分がいました。でもどうやら「静養が一番」というお医者さんの言葉を聞いて、ここ数週間とても忙しかったし、こうして静養するのも良いのでは、と納得することにしました。

それとは別に、こうして早めに症状が分かり、運よく入院でき、検査を受けて、治療に励んだり生活パターンの点検をすることは、とても恵まれた機会であると思います。3連休前というのも良かったですね。仕事のことを心配せずに看病できるし、病室で一緒に過ごすことも可能です。早く良くなりますように。



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