みろくの滝

八戸から車で1時間半ほどの場所にある弥勒(みろく)の滝(地図はコチラ)を訪ねた。

持っていたガイドブックには載っていなかったから、地元ガイド(叔母です…)なしには行けなかった。観光地としてのアピールはない模様だが、滝へのアプローチや駐車場などは最近整備されたようだ。行ってみると、良い場所である。

東北の山は信州や飛騨の山々と比べると緩やかで、それでいて裾野が長くダイナミックな印象をもっていた。この印象は、信州と東北のスキー場を比べると分かりやすい。そして、滝についても落差を期待するのではなく、姿の美しさに見ごたえがあるのだと思い込んでいた。

みろくの滝は、想像に違わず落差のある滝ではない。しかし、岩山でも何でもないところに、突然巨大な岩が横たわっているのが不思議でならない。そこをたまたま、水が岩を沿うように流れていく様子は、またまた不思議でならない。その姿は、実に美しい。

みろくの滝があるあたりは、八戸よりも内陸とあって温度が高いらしい。帰る途中、にんにくで有名な田子(たっこ)町のガーリックセンターに寄った。実はガイドブックにギルロイ・カフェなるレストランが紹介されていて、八戸で「ギルロイ」というカリフォルニアの街の名前を聞いたのが意外だったから気にはなっていた。

ギルロイはサンフランシスコからモントレーに行くハイウェイにある街だ。内陸なのでそこそこ暑い。そこには巨大なアウトレット・モールがあって、まだ日本でアウトレットが盛んになる前に訪れたことがある。不思議なご縁があるものである。

ギルロイはにんにくの産地であって、どうやら田子町と友好関係をもっているらしい。ギルロイ・カフェはそんな訳で、アメリカの雰囲気がぷんぷんしているかと思いきや、にんにくラーメンが食べられるお休み処であった。

にんにくラーメンとジャージャー麺がミックスした「にんじゃ〜麺」を注文。にんにくの味はそれほど強烈ではなく、しかしラーメンとしてはうまかった。





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