せっせっせ〜の・・・

先日、とある田舎のレストランでのこと。子供2人か3人だろうか、「せっせっせ〜の、よいよいよい」という掛け声から始まり歌になり最後にじゃんけんをするという遊びをやっていた。

このフレーズ。僕も子供の頃に歌った記憶があるものの、その日に聞いたバージョンはちょっと長かったような気がした。それは良いとして、こういう遊びをやっている子供たちに出会う機会も少ないので、少しもうるさいと思わず気になっていたのだと思う。

何故気になったか、の理由は僕に子供がいないからかもしれないし、そういう遊びをする子供が減っているからかもしれない。親か友達か、誰が教えたのかは分からないが、そうした遊びをする子供はかわいく見えるし、教えることができる親はすばらしいと思う。

延々と歌って歌って、「最後はじゃんけんかよっ」というのも、いかにも遊びに徹していて微笑ましい。勿論、じゃんけんが目的ではなく、歌いながら手振りをするのが楽しい訳で、だからこそ遊びなのだが・・・。

そしてこういう子供たちの歌って、トーンの変化がなく淡々としているから、そこそこ大きな声で遊んでいても自分の耳には邪魔にならない。

僕は小学生の頃、転校2回を経験したときに、その土地土地の違う遊びやローカル・ルールをキャッチ・アップすることができなかったから、細かいバージョンの違いが存在するゲームや遊びには馴じめなかったという思い出がある。

それ故、掛け合いのある遊びというのはあまりやらなかったし、やって面白いと思った経験はなかったなあ〜、と思いながら、この日の歌声の主が歌い飽きるまで聞いていた。




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