生きるスピード

今日は天気が良さそうだったので、家内に子犬の世話を全てお願いして、ふらっと一人ドライブ。行き先はいつも直前に決める”思いつき”なのだが、今日は海が見たくなって三浦半島まで行ってきた。

一人での旅行や食事が苦手で、この日も目的地ではあっさりした行動。三崎でまぐろカツを食べ、おみやげのまぐろを宅配便で手配し、そして三浦海岸へ。梅雨の中休みとはいえ海岸は人がまばらで、投げ釣りをする人がちらほらと、日焼けに一人で来ている人が2〜3人の他は、目につく人たちはいない。夏の喧騒とはかけはなれた光景。

ふーっと息をはきながら、3月までの多忙な日々に思いを馳せ、これからどうやって社会復帰しようかと考える・・・。この「考える」機会というのは時折必要で、そこでやる気や期日が見えてきたら、いよいよ休養も終わりに近づいているということだと思う。

最近は、病気の症状も落ち着いたし、ストレスから来ていた他の問題も消えたようだし、あとは気力の回復を待つということだ。少しずつではあるが、”次”について考える力が沸いているよう。しかし、今は焦って行動を起こすより、自分の内側からのエネルギーに正直に頼ろうと思う。少しずつではあるが、何かに追われて何かを得る日常から、何かに触れて何かを感じる日常にシフトしつつある。この表現、伝わるかな〜。

今まで20年近く、何かに追われ、何かを得、そして次の何かを得るために自分を奮いたたせ、無理をし、時には気晴らしに旅行や買い物で気を紛らわし、という生活を繰り返してきた。頑張っている人の全てがこういうパターンだとは思わないし、時間の制限なく頑張れる人もいると思うけれど、自分の場合はここで少し休みが必要だったということに他ならない。

これからも長く仕事をするにしても、ここでの数ヶ月のブレイクは必要なのではないか、とふと思った。最近、少し焦り始めた面もあったので、これまで酷使してきた自分の気力と体力を、ここでいたわってみたいと思う。そう思うと焦りも少し消え、ゆったりとした気分になった。




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