最近のいろいろ

本当は毎日、日記をしたためたいのだが、筆不精の時期とそうでない時期があって、今は筆不精のときらしい・・・。

最近のいろいろをまとめてみた。


1)友人・知人との再会
休職中の時間を利用して、友人・知人と情報交換の機会を増やしている。これには僕の体調も良い感じにまで戻り、いよいよお仕事の話とか、生き方の話などを交える余裕ができてきたこととも関係する。こうした時間を通じて、次の仕事の内容や、いわゆるライフ・アンド・ワーク・バランスの自分なりの考え方を固めていきたい。
最近会った人の中で、がんの治療と今でも闘い、仕事への復帰も果たしている人との再会があった。この人とは、僕が仕事をバリバリしているときも、頻繁に会っては「お仕事」の話をしていたが、「仕事外」についてまとめて話したのは今回が始めてだったかもしれない。お互い、病気を通じて得たことや、回復にかける情熱についての話をしたのだが、「病気になってみて気づいたことがたくさんある」というのが共通した意見。
”たくさん”というのは、その人その人に実にたくさんのものがあって、だからこそ”たくさん”という表現を抽象的に使うのだが、話の感じや顔色から、「この人も実にいろいろな感情を経て、今の充実感があるのだろうなぁ」と思った。
ちなみに、僕らのヒーローはランス・アームストロング。凄いよね、3位だもの。彼も僕も、マラソンを趣味とし、種目は違うけれど、「3年内に一緒に何か(大会)出ましょうね」という約束をした。


2)復職計画
焦る気持ちはないものの、そろそろ次の仕事を模索したいと考え、情報を収集したり、考えを巡らせたりしている。高い確率で、これまでのファンド・マネージャーを辞めることになると思う。今まで、資産運用の業界が果たしてきた役割や、その中で自分が道を拓いてきたこと、現在の課題と至った理由、今後について、持っている考えをまとめたい。辞める理由は、業務のストレスに他ならないが、10年近く最前線をひっぱったという事実と、その準備を含めた20年近くの経歴から、少し目線を広げて活動したい、というのが自分の気持ちだ。
僕は、社会に出たときも、転職をしたときも、”その仕事の意味”とか”自分の興味と能力”というのをかなり考える。10年近く、突っ走ってきた結果、盲目的になってしまった点もあると今では思う。今を丁度良い機会と捉え、今までの総括をしたい。
おそらく、今までの経歴を捨てて新しい何か・・・、を採ると思う。このご時勢、これほどのんきな話はないと思うが、これでも事務方から企画畑まで、幅広くこなした経験があるので、それらを活かしつつ社会のためになりたいと思う。


3)休暇
久しぶりにハワイに行った。今回はハワイ島。ようやく旅行もゆっくりと楽しめるまでに回復した。欲張らず、ただ空と海を眺めた。風が薫るのが心地よい。アドレナリン全開で仕事をした後の休暇とは、また違った時間の流れ方、リラックスの効果を知ることができた。
旅先のご飯が驚くほど旨くなっていることに驚いた。アメリカ人の友人に「ハワイに行く」と言ったら「いいよねぇ〜、でも飯は最悪だよね〜」と笑っていたが、教えてやらなければ。


4)負傷
テーブルの足に自分の足をぶつけた。痛かった。足の薬指が赤く腫れた。子犬が抱っこをせがむ手前、長い時間痛がって待たせるのも可哀想だと思い、痛みをこらえて子犬を持ち上げた。顔は笑顔でも、しばらくの間痛かった。医者に行ったら、全治3週間。「骨が欠けていますね」と言われた。
幸いに2〜3日で痛みも和らぎ、今では普通に歩けるし、ギブスも不要なので、日常生活は普通に送れる。まだ走れないのが辛い。同じところを痛めないように、今度は注意して歩き、家の中ではスリッパをはくようにしている。
何故、そんなにしてまで痛めたか?理由は単純。子犬をほめようと駆け寄ったら、足元にテーブルの足があった。たったそれだけなのに払った代償は大きい・・・。


5)プチ介護生活
実は家内も足を骨折。こちらは全治4週間。僕が負傷する4〜5日前のことだったと思う。まったく2人して何をやっているのだか・・・。
以前に家内が入院したときは、食事は外で済ませ、洗濯は減らし・・・、で難なく過ごせたものの、今回は状況が違う。おまけに子犬もいるし・・・。しかし、このことが如何に専業主婦が大変なのか、を教えてくれる貴重な体験になっている。
その大変さに比べると、僕が当たり前のように「してもらえる」と思っていたことや、今までの感謝の言葉の少なさに驚きを隠し得ない。
”大変さ”には2種類あって、料理をしたり片付けたり・・・という一つ一つの”大変さ”と、それが毎日果てしなく続くという”大変さ”である。僕は、甘っちょろい”お手伝い”によって前者の大変さを計ることはできても、後者の綿々と続く大変さについては感じたことがなかった。




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