生活の知恵

昔、仕事でお世話になった人と久しぶりに再会、楽しいお話をさせて頂いた。共感する内容がたくさんあって書ききれないので、どこか別の機会を使ってまとめてみたいと思う。

ところで、何気ない会話の部分で、「最近、お酒を減らしているんです」とその人は言う。どうやら、お酒を飲むとその後何もできなくなってしまい、その時間がもったいないとのこと。当てはまる。僕は、週2日の休肝日を目標にしてきたが、実践できたのは今年に入って1回か2回だろう。そして、飲むと眠くなってしまう。先日も家内から「ちょっとお酒減らしなよ〜」と指摘される。「ペース速いよ〜」とも・・・。

つい先日のこと。日が暮れてくると急にお酒が飲みたくなってきた。しかし、ご飯をおいしく頂く際のお酒とか、お話を楽しくするためのお酒なら、その意味もあるけれど、お酒を飲みたいがためのお酒というのは、そのまま進んでいくと中毒になってしまう。飲むと気が鎮まる、といった感覚だろうか。確かに、その頃は体も疲れていたし、本来なら床に休むべきなのに「お酒・・・」と言っていた。おそろしい・・・。

ということでお酒を少し控えてみたいと思います。その結果は、ここで報告しないといけないよね・・・。

さて、もう一つ。実は僕もその人も同じ考えを実践しているのだが、リビングルームからテレビをはずしたということ。これについては、以前のブログで「何となくテレビに依存してしまい、自分の時間の過ごし方が妨げられるのはどうかと思った」と書いていた(→コチラ)。

テレビによって得られる情報は多種多様だが、それを事前に選ぶことができないことが問題なのだろう。そして、テレビというリアルタイム性に優れたメディアでないと価値がない番組も減っている。野球やサッカーファンなら、ライブで見たいだろうけれど、そうした番組もめっきり減ってしまった。視聴率が取れないからだ。

視聴率を取るために、同じようなタレントさんが同じような企画をさせられている。広告媒体としてのテレビの威力も今後ますます難しいことになっていくだろう。世間の興味は気にはなる。でもそれをリアルタイムで追うことに支払うコストはどれくらいだろう。それでもテレビをリビングに置きますか?

こうした生活の知恵って、僕はとっても大切にしているし、何か豊かな時間を創出するのに少なからず役立つのではないかと信じている。




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