くるま屋さんのネットワーク

ウチの車が突然壊れ、しばらく入院していた。今日は、引き取りに、横浜のアクアズーロさんに行ってきた。アクアズーロさんはイタリア車、フランス車を中心に取り扱う自動車販売のお店。オーナーさんとはかれこれ10年近くのお付き合いになる。

平日だったこともあり、また長年の付き合いということもあり、いろいろなお話をさせて頂いた。最初は車の話、そして最近の景気の話、とお決まりの話題に始まり、徐々にお互いのプライベートの話とか仕事の話になる。

自動車販売はリーマン・ショックから苦戦が続いている。しかし、ここに来て少し動きも見られると言う。エコカー優遇のあおりを受けて、フランス車などの趣味性のある車は売れにくいそうだが、こういう状況だからこそ、程度の良い小型中古車が店頭に残っているので、それをチャンスと見た人たちが購入に動いたようだ。

何しろ欧州の小型車はいち早く環境対策に乗り出している。燃費はハイブリッド車ほどではないが、レジャー中心に乗る人であれば1ヶ月あたりの走行距離も限られるので、ガソリン代節約にはそれほどならないだろう。主義・信条としてハイブリッドを選ぶのであれば、それはそういう選択であるが、理由がガソリン代くらいなのであれば、程度の良い欧州小型車に一度試乗してみて、運転の楽しさや雰囲気を知ってから、本体価格を含めて比較するのも良いのではないか。

アクアズーロさんは、小型欧州車の取り扱いが多いものの、スポーツカーなど他の車種の扱いも豊富で、いろいろなお客さんとの取引がある。中には個性的な職業の人、会社の社長さんなど、会社勤めの自分ではなかなか会う機会のない人たちとのつながりがあって、そうしたお客さんからいろいろな話を聞いている。事業を始めるときや何かの企画を行うときに、そうしたつながりがきっかけで、何かを生み出す可能性も秘めているようで面白い。

僕は専門家ではないがマーケティングの話なども面白かった。僕は、職業柄、「これだ!」と思ったことは試さないと気がすまない性格だし、そうすることで次の展開が読めることもあると信じるタイプなので、「こんな考えはどうですか?」などと話を自由にさせてもらった。それと、自分の仕事は「如何に前例を崩していくか」ということでもあったので、しがらみのない意見が出せるのかもしれない。異業種の交流も、こうした意見交換がそれぞれできると本当に面白い。




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