自分を表現する難しさ

夜寝る前と朝起きてから。この時間が唯一、テレビをなんとなくつける時間になって久しい。しかも毎日ではなく、週の何日か、時間も10分〜15分と極めて短い。ウチはリビングにテレビを置かないのです。その背景は旧記事を。

昨日テレビをつけたら、NHKソクラテスの人事をやっていた。始めて見た。意外に面白い。これからも見たいと思ったら昨日が最終回だった。リンクが今後も有効であり続けるか分からないので、番組案内の抜粋をNHKのHPからすると・・・

世界で人気の先端企業などが実際に面接試験で出題する難問奇問に、スタジオに招かれたタレント、学者、芸人…様々な解答者が挑戦!
なんとも答えようのない、哲学もどきの新趣向の問題の数々に、解答者が徹底的に悩みまくる。
スタジオでは、実際に企業の人事担当者が集まり、出演者の合否 を直接判断する。発想力を競い合い、本当の頭のよさとは、人間の価値とは何かを 考える新感覚・クイズトークバラエティ。

NHKのバラエティは頑張っているなあ。民法はと言うと、似ているのが多くてすぐ飽きちゃう。

本題に戻り、ジャパネット高田社長が出した質問が「1分間で自己PRで社長を感動させてください」だった。これ、難しい。ただでさえ、Q&A以外の面接は難しいのに、内容を決める力、伝える力、1分間に構成する力が試される。

自分のことを表現するのは、経験や技術を話すことよりもはるかに難しいと思う。しかし、多くの仕事では、経験や技術と同等かそれ以上に、自分を表現し相手と近しくなって、そのおかげでビジネスが進めやすくなる面があると思う。

コーナーが変わって、劇団ひとりGoogleの社内でプレゼンをするというのがあったけど、さすがに人を惹きつけるものをもっているよね。笑いで和ませる力は簡単に真似できないけど、それを差し引いても、彼の人となりが出ているのが分かった。刺激になるなあ〜。

再放送は・・・決まってないらしい。NHKにOndemandのサイトがあって、最終回のみ9月27日まで見れるそうです。もっと長い期間配信してくれたら良いのに。本も出ているようなので、手にとってみようと思う。

ソクラテスの人事

ソクラテスの人事




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