秩父から甲府(雁坂トンネル)

秩父から甲府雁坂トンネルという長いトンネルがある。全長は6625メートル。埼玉県が地元の僕にとって、秩父は自然が豊富な遊び場であり、三峰山という山梨との県境近くの山までよく遊びに行った。トンネルができる前、細い道をさらに行くと山梨県に行くのは知っていたが、心細いルートだったようで、挑戦する気は起きなかった。

トンネルが開通した現在、一般道なので時間はかかるものの、秩父から甲府に容易に抜けることができる。埼玉県側の観光ポイントは、三峰山の近くを過ぎると滝沢ダム雁坂トンネルくらいしかない。後で知ったが、その滝沢ダムは1969年に着工し、まだ試験運転中だという。

雁坂トンネル手前には巨大なループ橋が出現する。建設資材を運ぶ大型トラックの走行に耐えられるような造りなのだろうが、そこに至るまでの道幅は決して広いとは言えないので、ちょっと違和感を覚える。

建造物としては立派だ。周囲の景観に溶け込んでいるとは言えない代物だが、ループの途中にある駐車場で一休みするのも良いだろう。

雁坂トンネルは一般道(有料)トンネルなので、通過にかかる時間が長い。その長さは日本で7番目(建設ランキングよりだそうだ。トンネルの中程で山梨県に入り、トンネルの手前まで目だった「そば」の看板が、「ほうとう」に切り替わる。

しかし、秩父甲府も盆地なので、「着いたな〜」と実感するのが、盆地ならではの暑さだったりする。




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