高野山

高野山和歌山県)から帰ってきました。

始めて訪れたのですが、山の奥深いところに突然現れる街は、時間がとまっているかのような感覚を覚えました。

今でも、多くの人がそこで空海の教えを学び、そして実に多くの寺院が活動をし、そして多くの人がそれぞれの思いを胸に訪れる、そのようなところです。

主な宿泊施設は宿坊、すなわちお寺で寝泊りをします。強制ではないけれど、朝のお勤めが6時からあり、多くの人が参加します。そして、朝夕食は精進料理。

精進料理とは言え、質・量ともに充実していました。調理方法をいろいろ工夫されているようです。最近、都内でもマクロビオティックのレストランが増えてきましたが、その和風版と考えたら良いと思います。それだけ、飽きることのないような工夫がなされています。

実際、僕らが頂いた夕食は、量が多くて食べるのがやっとでした。精進=質素ということではないようです。もっとも、お坊さんが修行するときに食べるのは本当に質素なものだそうです。

様々な観光客が多いためか、普段以上に気も使うし、なじみのないお寺での振舞いに無意識に緊張したようでした。そうした感覚に始まり、街並み、景色、漂っている空気、そして「奥の院」と呼ばれる地など、おそらく高野山以外に高野山のような場所はないと言えるので、大変貴重な体験をしたと思います。




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