実家へご挨拶

この日は、伊東にある実家に行ってきました…、と言ってもその実家は僕の実家でも妻の実家でもなく、うちのかわいい娘のワンちゃんの実家なのです。

サンボーイズさんは、パグ専門のブリーダーさん。元気で明るい性格のパグを産んで育てることをモットーにされています。もちろん、器量だってバツグン。うちの娘も近所のペットホテルではすっかり有名になってしまうほど。

それはそうと、近所ではパグをあまり見かけないので、同じ犬種、しかも似た性格の親戚同士で遊ばせるとどうなるか、というのが今回の訪問の目的。あわせて、「こんなに大きくなりました」とサンボーイズのおじさんに紹介するのと、うちの娘に楽しい時間をプレゼントしよう、というのも目的です。

伊東は近いようで遠い…。3連休の初日でもあったので、小田原と熱海の渋滞をなんとかくぐり抜け、目的地に着いたのは東京から3時間の午後2時。それからというもの、日が暮れるまで、親戚の子犬や成犬と外で遊ばせたり、中で遊ばせたり…。最初は、慎重だったうちの娘も、次第に本領を発揮し、みんなと距離を縮めていったのでした。

犬には犬の世界があるとつくづく感じたものです。幾ら人間が遊びやしつけを教えても、犬には犬のコミュニケーションの方法がある。遊びに誘ったり、味方であることを証明したり…。最近は、ペットホテルに泊まる機会も増えたので、他のワンちゃんともご挨拶ができるようになった我が子ですが、似たような性格の子、しかもみんな驚くほどやんちゃで天真爛漫な子に囲まれると、おとなしく見えるほど。

1対1ならうまく遊べても、相手が複数になると、どう距離を近づけていったらよいかが分からないらしい。それでも、少しずつ近づいていったり、逆に誘われたり、と犬の行動を観察してはおじさんから解説を受ける。

「家で飼われているなら、ここの子たちのようになる必要はないよ〜」とおじさんが言ったのも無理はない。何しろ、伊東の親戚は、日中のかなりの時間を庭に出ては、自由きままに過ごし、泥んこになって転がったりしている。この日は一度に10匹ほどの中に囲まれて遊ばせてもらいました。ドッグランでも一度にたくさんのワンちゃんと触れる機会は作れるけれど、似たような性格の子から、一身に注目を浴びることなんてない。そういう意味で、日常の生活ではあり得ない体験の域を出なくても、「経験させることは大事だよ〜」ということでした。

これからも、時々里帰りして勉強させてあげよう〜。犬は好奇心が旺盛なので、新しいことを吸収するのも早いですね。

サンボーイズさんのワンちゃんたちはとてもおりこうなのです。おじさんが「家に帰るよ〜」と声をかけると、みんな庭の出口に集合。こんな光景、想像できますか?





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