その後どうしてる?〜近況報告

前回の日記が「11年いた会社を去ります」で、それから早くも2週間近くが経過しました。「その後どうしてる?」というリクエストがあった訳ではありませんが、自分の中での気持ちの整理もついたので、今日あたりからアップデートして行きたいと思います。もしかすると、ここから転職活動日記になるかも?

ちなみに「その後どうしてる?」とは別件で父が慣れないパソコンを駆使し送ってくれたメール。タイトルと思いきや、それが全文であった。昭和一桁生まれの頑固で口ベタな父。パソコンで返事するよりも、電話をかけたのを思い出す。

ほぼ1週間くらいをかけて、何故辞めるのか?、それが意味するものは?、何故今なのか?、などの質問に対して答えてきました。自分の出した結論ではあるけれど、その背景となる考えは、自ら話しかけていかないと本当の意味で通じない。複雑な思いはあるし、事情も単純ではない。人によって、感じ方も違うだろうし、今後の関係もあり方も違ってくるから、一人一人に合わせてお話をしていく。こういう経験は自分にとってもはじめてであった。

その後は、昼間は引き継ぎに集中し、夜は早くも就職活動の準備です。興味のある分野は1つではなく、ざっと数えて7つほどある。今の会社では経営に携わる仕事をさせてもらった関係で、唯一経験したこれまでの転職活動とは違うことに気付く。

つまり、仕事やポジションという枠組みで次の道を考えるのではなく、価値観の近い人と出会えるかどうか、がより重要な要素になっている。僕の価値観は、無から有を創りだしていくこと。そのためにはフラットな関係で仕事を進めることが好ましいし、お互いがお互いの素晴らしさを認め、自分にはないものを尊敬し、それらを有機的にぶつけていく自由かつ創造的な環境が理想だ。そうした価値観から生み出せるものであれば、今までやってきた商品と違うものでも構わない。もっとも、働くにあたり社会的な意味を年々意識してきたので、社会に貢献しうる必要はあるのだが。

週末をはさんで大好きなスキーに行ってきました。スキーと仕事とは関係がないけれど、なぜか自分が今までやってきたことの大きさを実感し、挑戦する意欲と、今度もきっとうまくいくという気持ちが沸いてきました。根拠は良く分からないのですが、きっと自然が与えてくれたエネルギーなんだと思います。1つの会社の中で達成したものが増えるほど、守らないといけないものも多くなっていく。それはそれで大事なのだが、次の世代に渡す準備を終えた今、次は自分が次のステップに進む番なのだと思ったのです。




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