自分を洗う〜結婚式から頂いたもの

今日は軽井沢にて同僚の結婚式に参加させて頂きました。クリスチャンの結婚式に参加したことはあったけれど、式の後に茶話会を行う形式のものは初めての経験でした。形だけではない心のこもった祝辞、宣教師さんのお言葉、そしてご本人から、ご自身の生き方や考え方の中で訪れた結婚についてのお話には心を打たれるものがありました。

自分自身は、信仰を持っているとは言えないけれど、昨年の病気を機に自分なりに触れ、そして自分なりに学んだことがありました。その過程で、家族の存在、とりわけ妻の考え方や、いわゆる教えという言葉に込められるメッセージについて、感じ、考え、そして自分中心の生き方について考えを改めてきているところでした。

昨年、仕事に無事復帰できたけれど、最初はそうした志がしっかりと自分の中にあったのに、最近はそれが希薄になっていたことにも気付いていました。それが、今回会社を去ろうと決めたことへもつながっているのだと思います。

今日の結婚式は、自分の今後の生き方や、妻との関係を見つめ直す、良い機会でもありました。もちろん、結婚されたお二人のお人柄に魅せられ、喜ばしい気持ちでいっぱいなのは言うまでもありませんが、そんなお二人からこうしたメッセージを頂けたということは、その喜びをさらに大きくするものです。

今起きていることの意味を考えてみよう、と改めて思いました。宗教的には万物は神が創り、それは目に見えるものだけでなく、出会いや運命というシナリオまで創られ、そのことに感謝をするという考えが教えられますが、それは引き寄せの法則と言われるように、より一般的な考え方や表現になってより広く浸透しているものです。

今起きていることを客観的かつ冷静に見つめ、謙虚な姿勢で、周囲を敬い、そしてそういう流れに身を置く自分を信じてあげることが、次の道を拓くのだと改めて思い、勇気付けられました。

そう思うだけで、自分の中に暖かいものが流れ、同時に疲れていた心身が少しずつ軽くなったようです。心の洗濯とはこのことを言うのでしょうね。

妻と参加させて頂いた結婚式。その時間を妻と共有できたこと、そしてその後で話したこと、折角だからと泊まった軽井沢でそうした時間が過ごせたこと、ゆっくりとした、豊かな時間を過ごすことができました。




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