使命感と責任感

次の進路について、あれこれと考えています。

自分を育ててくれた金融業界にもっと献身したいという想いと、自分が経験したことを次世代の人に伝えることで金融業界を盛り上げたいという想いが混在しています。

今このタイミングで過去の仕事から離れる決心をしたのは、とても自然な流れのような気がします。そのことが何かを意味しているようにも感じられます。

今読んでいる本は起業に関する本で、起業には使命感が重要であるとありました、これは、起業してもしなくても、自分が拠り所にする軸や素直な興味を確固たるものにするのに重要なのではないかと思っています。

使命というのは、簡単に言葉にはできるけれど、それを実感するのは簡単ではないと思います。しかし、一つだけ言えそうなのは、自分が気付いていない自分を評価してくれる存在があって、それがいろいろな場面で少しずつ見えてきたとき、そのシグナルに忠実であれば自ずと感じるものなのかもしれない、ということです。実体がないので、シグナルの寄せ集めを統計的に感じるのが良いのかもしれませんね。

昨日コーチと話していて、「真剣になって打ち込めるものがあるかどうか」が自分にとって大事であるとも再認識しました。使命感がもたらすかもしれないし、自分の興味がもたらすかもしれない。いずれにせよ、退屈な毎日とは対極にあるものです。

これらの対象が具体化され、一つになったとき、自分の次の進路がはっきりするのでしょう。

しかし、仕事の現実は甘いものではありません。継続してやれることが責任ある行動、信頼ある関係、すなわち仕事につながっていくのは言うまでもありません。どんなに良い思いつきでも、簡単に真似されたり、付加価値が生まれ続けられなければ、いけないのだと思います。

今はまだ、現職の仕事が残っていて、気持ちの切り換えが上手くできません。具体的なところになかなか行き着かずいらいらが募りますが、来月より多様なインプットを得、徐々に絞り込んで行きたいと思っています。




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