なんだか仕事しているみたい…

4月1日より、晴れて自由の身になり、1週間ほどの休暇の後にこれからの自分の進路を決めるべく活動しています。

今日で2週間が経過。六本木を拠点とし、前職が資産運用業だったので引き続きマーケット・ウォッチをしながら、興味のある分野の本を読んだり、知人や紹介頂いた人と会ったり、リクルーターに会ったり、考えを文書に落としたり、面接を受けてみたり、と予想外に忙しい毎日です。これじゃあ、仕事している時と変わらないやん?

そうか!今は自分という経営資源(人的資本)をどう活用しようかという仕事をしている訳だ。本当は会社勤めをしながら、副業でこういう作業をするのが理想だったけれど、今回は専業でやらないとならないくらい一つの会社で経験を積んでしまったし、仕事に集中してきた。言い方を変えれば、何の疑問もなくその会社で仕事を続けようと思っていた訳で、今振り返ることによってそういう気付き方があった。

この自分に対する経営問題。効用を最大化する問題としては、一期間ではなく多期間、そして今までと同じはつまらない、他人がやっていることではつまらない、という制約条件があるので、解くには少し難しい問題です。

それはそうと、会社勤めをしているときと同様、同じ時間に起きて家を出るというのは、自分の脳のリズムを維持するのに重要です。そして、人と会うとき、特に面接のような場面では、質問に対して答えるだけでなく、相手のビジネスが何であるかを踏まえ、それに対して自分はこういう貢献ができる、時には、ビジネス・アイデアを提案してみるくらいの積極的な会話が、仕事の感覚を鈍らせないコツであると思えてきました。

実は、そういう思考で会話した結果、僕の方もそこで仕事をしたら自分のためになりそうだとか、表面的なジョブ・ディスクリプションで定義される仕事だけでなく、次の展開や展望を探ったりすることができます。これって、僕がこの間まで逆の立場、つまり採用するマネージャーだったときに、候補者に期待してきたことに他なりません。




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