「うつ」を避けるには?

めったにテレビを見ない私ですが、昨日たまたま見てた番組に釘付けになってました。テレ朝のみんなの家庭の医学というもので、うつ病や成人病になりやすい人のタイプが分かってきたという。

従来は真面目で責任感の強い人と言われてきたのですが、この番組によると、ストレスへの対処法に偏りがある人が病気になりやすいそうです。

そうなると、僕はその典型例。責任感が強く、困難があったら正面からそれを突破に行く。休みが得られれば気晴らしにスポーツをする。一見、ストレスに強く健康そうに見えます。しかし、時には問題をありのまま受けれたり、放置して成り行きを見ることが、精神的にもそして物事の解決にも良いことだってある。

「ストレス対処のコーピング」と紹介していました。ある程度のバランスをもって、ストレスに対処している人の方が病気になりにくい、と。常に積極的に対処しても、どうにもならないことだってある。テレビ番組という限られた時間だったので、学術的・論理的な説明はなかった(前半しか見なかったので後半にあったかもしれません)ようですが、直観的に理解できるお話だと思います。

自分にとっても備忘録としたいので、テレ朝さんのHPから抜粋させていただきます。

しかし、うつになるかどうかは、実はストレスの量や性格だけではないことがわかってきました。それこそが「ストレス・コーピング」と呼ばれるもの。ストレス・コーピングとは、直訳すると、ストレスの対処法。実は私たちは、一人一人異なったストレスの対処法を持っており、それは大きく4つのタイプに分けられます。「積極行動型」は、一休みするより、積極的に問題を片付けようとするタイプ。「気晴らし型」は、ショッピングをしたり、同僚と飲みに行ったりしてストレスを発散するタイプ。「否認型」とは、ストレスの原因となる問題を見て見ぬふりをして、先送りにするタイプ。「回避型」とは、嫌いな人とは会うのを避けてひきこもるなど、ストレスそのものを回避するタイプ。私たちは普段、この4つの対処法を組み合わせてストレスに対処しており、その組み合わせ方には人それぞれクセがあります。ところが近年、その組み合わせ方が偏ってしまうクセがある人は、うつ病を初めとした様々な病を発症しやすい事がわかってきたのです。

僕は昨年、突発性難聴にかかりましたが、実はその前に自律神経がうまく働かない時期がありました。不眠、手の奮え…、一歩遅ければもっと深刻な病気になっていたかもしれません。

僕の場合は「否認型」と「回避型」の行動が全く取れていませんでした。そのクセは今でもまだ残っていますが、嫁がいつも自分の思考や行動パターンを実況してくれ、さらにNLPを少し学んだことで、そういうクセが客観視できるようになりました。小さなことですが、大きな前進だったと思います。

自己啓発に関する本がたくさん出ていますが、「積極行動型」に偏る人には要注意。このブログも、著者が「積極行動型」志向なので、少し割り引いて読んでもらう必要があります。取り扱い上の注意とかディスクレイマーをつけておこうかしら。




こちらへも遊びに来て下さい。→金融の10番は日本人に任せろ!