書店のディスプレイ

週末にお茶の水〜神保町界隈をうろうろしていました。最終目的地は天鴻(てんこう)の餃子だったのですが。

経済関係の本を入手しようと思い、書店の書棚の間を往ったり来たりしていたのですが、品揃えの多い本屋さんほど、選べる自由に有難いと思った反面、有難迷惑の気もして複雑な思いでした。

経済書の場合、他の分野同様に歴史的な銘本も多いのですが、一方で今起きていることの解釈や議論という側面も強いから、いつ出版されたかという情報は大事だと思う。

それなのに、某大手書店では著者別に並べているあたりは親切なのですが、古いものも新しいものも混ざっていて、しかも種類が多い。時間がない中で焦りはじめると、ますます選べなくなってしまう。結局、その書店をはやばやと諦め、少し品揃えは少ないが、逆に今出ている本を中心に並べている本屋に行く羽目になった。

本の分野や選ぶ目的によっては、その逆が好ましいこともあるだろう。大きいことが決して良いことではない例でした。

僕は新聞・ネットの書評も使うけれど、読みたいときに読みたいものに当たるには、書店に行くのが手っ取り早いといまだに思っている。それにちょっとした楽しみでもあるのです。本を買って、近くでコーヒーでも飲みながらその本を眺める。時間が止まりますよ。特に古くからやっている喫茶店などに入ると。




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