iPhoneを使った情報整理術(スキャナー)

新聞や雑誌など、紙媒体の情報整理は、昔から苦労をしていました。

10年前までは、紙の手帳を愛用していたので、まめに切り抜きしていました。切り抜きの対象は、数字やグラフなど。時々見直しては、自分の感覚にしていたものです。国のGDPや予算、会社の利益、ビジネスのサイズや投資額、は比較可能な数字で捉えておくと、物事の見方が一つ増えます。

しかし、レポートや記事になると、この方法では不十分。大枚をはたいて家庭用のスキャナーなども導入してみましたが、結構面倒なんですよね。結局、スキャナーの横に切り抜いた新聞が積み重なるという羽目になってしまいました。見た目も醜いし、たまっていくとプレッシャーになるし、で良いことは何もなかったです。

第一、切り抜いたものなんて読まないじゃん、と言われたらその通りなのかもしれません。しかし、いざ探そうとしても見つからないのがこの手の情報。何とかしたいなあ〜、とずーっと思っていたら、こんなものを見つけました。

ScannerPro

何が「Pro」か?という突っ込みは置いておいて、今まで困っていた問題がすべて解決できました。


1. 意外に高画質
著作権の問題があるので、新聞の切り抜きの一部だけをアップロードします。新聞で5段あまりのレポートを1枚のショットで撮った例です。これだけ見れれば個人のメモとしては十分です。もちろん、文書にぐっと近づいて、複数に分けてスキャンすれば、解像度は上がります。iPhoneのカメラがわりと性能が良いのと、ソフトによる画像加工がスキャナー用のプロセスなので、普通に写真を撮るよりも見やすいです。
  
卓上スキャナーとの違いは、写真を撮る際の部屋の明るさです。周囲が暗いと、解像度も落ちるので、注意が必要です。


2. Evernoteに転送できる
メモ帳であるEvernoteについては、以前にも書きました。クラウドのストレージなので、どのPCでもその文書を拾うことができます。もちろん、iPhoneからも可能です。後で検索しやすいように、タグにカテゴリーを登録して、ScannerProからEvernoteに転送したら、それでおしまいです。昔だと、スキャンした画像のファイル名に情報を持たせるしかなったので、格段に便利になりました。

800円と決して安くはないアプリケーションですが、愛用しています。




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