McAfeeでエラーが!〜 自宅PCトラブルシュートの巻

時折、パソコン修復の記事を書きますが、自宅パソコンがトラブルを起こすと、それだけで半日から1日が浪費されてしまうものです。自分のための備忘録も兼ねて、記録しておこうと思います。

少し古くなったノート・パソコンを人に譲ることになり、ファイルの整理やソフトのアン・インストールなどをやっていました。最後に、ファイルをスキャンしておこうと思って、使っていたMcAfeeマカフィー)を起動させたら、動かないではありませんか。諦めて、インストールし直そうと思ったら、それさえもできない。

エラーメッセージはこんなものが出ます。

エラーが発生しました

スキャンで回復できない問題が発生しました。
問題の詳細:
Scan failed to start; result=-2147467259

完了するとホーム画面に戻ります。

最近、この手のトラブルには慣れたもので、ネットにエラーメッセージを入力して検索です。さて、今日はどんな解決方法が見つかるかな。

しかし、同様のトラブルについて、書いている人はいませんでした。1商品の、あまたのエラーについて、いちいち書いている人は少ないですね。ウイルスソフトも競争が激しくなったから、絶対ユーザー数が減っているのかな。

いろいろ調べました。まずは自己診断ツールをインストールして、実行すると良いそうです。実際に、幾つかの不具合があって、修復してもらいました。インストール自体はあっという間に終わります。しかし、何をやっているのかが見えないし、後でログを見ても理由が分からないので、この作業はちょっと不安ですね。

僕の場合は、この自己診断ツールでは不十分で、問題の解決にはなりませんでした。いよいよサポートセンターへ電話か、と落胆です。どうせ電話がつながらないだろう、と。

ところがMcAfeeさんは、とても良いサービスを用意してくれていました。チャットによるサポート・サービスです。

「ある程度、パソコンに詳しい人にお勧めします」と言うように、問題症状や自分のパソコン環境をすらすらっとタイプしていかないと、話が前に進まないおそれが大きい。その点に自信があれば、チャットのサービスはとても良いです。

電話サポートだと、まずユーザーは、パソコンを再起動したり設定を確認したりと、電話の最中でも無言のまま作業を進める時間が多い。その間、サポート・センターの担当者は、一人のお客にかかりきりになる訳です。

チャットの場合は、たぶん複数ユーザーを一人の担当者が見ているのでしょう。その分、さばくお客さんの数も多いでしょうから、企業にとっては効率が良いはずです。しかも、事前に自分のパソコンの環境は、チャットを申し込む画面に入力しています。すぐに担当者につながったし、担当者は僕のパソコンの環境を既にインプットしていたし、無駄なやりとりをすることなく、解決方法を頂くことができました。

ちなみに、冒頭のエラーは、ソフトをアン・インストールするしかなく、僕の場合は、windows XPのコントロールパネルからは削除できない(別のエラーが出る)ことから、アンインストール用のソフトウェアを実行するというものでした。

アン・インストール用のソフトウェアを配るくらいなら、ソフトウェアのアップデートのときにでも、そういう機能を入れて欲しいものだと、ソフトウェアの出来としてはイマイチに思ったのですが、サポートの方法については良い試みだったと思います。本心を言えば、再インストールなどという安易な解決法にも逃げてほしくないのですが、ソフトウェア同士が相互に干渉することもあるとなると、避けられないのでしょうね。

それにしても、チャット・サービスとは考えたものです。きっと、怒ったユーザーやイライラしたユーザーも、チャットだったら冷静になれるかもしれないですしね。一部の業種にしか活用できないのが、少し残念ではありますが。


【編集後記】そのパソコンの行き先は、僕の実家です。かなり高齢の域に入ってきた父親が、かなり古いデスクトップを使っているのですが、起動に5分以上もかかります。
「新聞でも読んでいるから良いよ」とは言うものの、時々トラブルに見舞われ、そのときにサポートするのが僕ですから、度重なる再起動をするのが大変なのです。
かと言って、高価な贈り物はいつも辞退する父。堅気というか、頑固というか。そこで、「使っていないパソコンがある」というストーリーで、やっと話を受けてもらいました。
実際に中古ですが、それでも我が家では現役で活躍中。それを見た父親がどういう反応をするか、今から楽しみです。




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