お掃除ロボット、ルンバ君


既につぶやいていましたが、我が家にペットが加わりました。その名もルンバ君。

掃除ロボットですね。以前から気になっていたのですが、「掃除機壊れていないし…」と電器製品の買い替えには慎重な我が家…。

しかし、黒パグ「ごま」の抜け毛が多く、その掃除で気力も体力も消耗するので、設備投資をすることにしたのです。

うちのかわいい黒パグは、「ごまちゃん」と呼ぶこともありますが、基本は呼び捨ての「ごま」です。しかし、ルンバ君は「ルンバ」ではなく、最初から「ルンバ君」です。なぜならば、彼は賢い!

うちのは、自動充電という機能が付いたモデルなのですが、充電器という”ハウス”があって、掃除のときはそこから出動し、掃除が終わったら一人でそこへ戻っていくのです。

犬で言えば、ハウスとごはんが自分でできる。さすがにトイレは、人間がゴミを取り除いてあげないといけないので、犬並みですが、それ以外はおりこうさんですね。

とは言っても、犬のかわいさには勝てるはずもなく、「ごま」はいろいろ手がかかるけどそれだけに家族の一員だから、「ごまさん」ではなく「ごま」と呼んでいるのでしょうね。

さて、ルンバ君の働きはどうでしょうか?数日間使ってみましたが、お掃除はキレイにこなしてくれますね。特に部屋の隅々をしつこいくらいに掃除します。写真を撮ったりしたのですが、メーカーのページに動画サイトがあって、そっちの方が断然分かりやすいので、リンクを貼っておきます。


いろいろ感心する点が多かったので、箇条書きにしてみましょう。

  • ゴミをかき出すブラシが部屋の角や、タンスの下、椅子の足に付いたゴミをかき出してくれる。→そのブラシは触覚のようでかわいいです。
  • ルンバ君の前面にセンサーが付いていて、壁などの障害物に近づくとそれを感知し、スローダウンして壁にぶつかる。→当たるときのショックを最小限にしているようです。
  • ゴミが多そうな敷物は、重点的に掃除をする。→そういうプログラムになっているようですね。敷物が汚れていなくても、かなりしつこく掃除をします。
  • 部屋の角や椅子の足が大好き。→椅子の足の周辺をくるりと回ったり、対象物の形状を判断するプログラムが働いているようです。


一方で、我慢しないといけない点もあります。

  • ルンバ君に掃除の終わりを判断させると、トータルの時間が長い。50〜60分くらい、飽きずにやっています。
  • 音はうるさい方かな。普通の掃除機よりはマシだけど、所詮モーターが動いているという感じです。音については、人の主観によって違うので、ここではこれ以上は書けませんね…。うちでは、「ルンバ君」が活動中のときは、家事の時間となっているので、気にはなってません。家事のない「ごま」は、離れたハウスの中から「ルンバ君」が来るのを警戒していて、しかし時間が経つと疲れて寝ちゃっています。
  • 先ほどのセンサーは、椅子の足などの細い障害物には効きません。「ガチャ」とぶつかる音は、少し嫌な感じがしますね。


動画サイトにもありますが、「ルンバ君」の軌道はかなりランダムな印象を受けます。説明書によると、「部屋の形状を自ら認識し…」とあるのですが、その割には同じところを行ったり来たりしますね。例えは悪いですが、ビリヤードの玉があっちに行ったりこっちに行ったりしながら、掃除をしている感じです。将棋で言えば、角です。

対照的なのが、スケート場の製氷車やスキー場の圧雪車で、最初に空間を認識してから効率的に動きますよね。田植えや収穫といった動きも効率的です。将棋で言えば、飛車ですね。

一般家庭の部屋という不確実な状況に対応するためには仕方がないことなのでしょう。しかし、プログラムによって部屋の認識をするという割には、無駄な動きが多いような気がします。

手作業5分による掃除と、ルンバ君による50分の掃除のどちらが良いかは微妙な感じもしますが、ペットの毛は掃除が大変なので、我が家ではルンバ君の活躍は続くと思います。



【編集後記】眼科で視力検査をしました。今日は目が疲れていたのでしょう。あの「C」の字がくるくる回って見えるのです。
その様子は「ルンバ君」が次の進路を見つける動きと同じでした。壁にぶつかって、少しきょろきょろしてみては、次の方向に向かっていく動きです。視力検査の前に、「ルンバ君」を出動させるのは要注意です。
ちなみに、ルンバ君は、出動と任務終了の音楽があって、ドラえもんのようでかわいいです。




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