生きているものからの恵み

昨晩はけっこうな雨。明け方に止んだと思ったら、また降り出してきました。

お昼前に小ぶりになったので、代々木公園にジョギングに行きました。

もみじがすっかり紅く染まっていました。雨上がりのためか葉にツヤがあり、初冬の柔らかい陽の光があたって、葉が浮き出てくるような存在感です。

”紅く”と書いたけれど、赤いものもあれば、オレンジに近いものもあります。同じ木でも、光のあたり具合いによって、色の出方が違うのでしょうね。

周囲は、様々な木が茂っていて、陽の光が高い木の葉をくぐって来ます。光の帯が、手前にあったり奥にあったりと、立体感を高めます。

落ち葉が湿って、雨上がりの匂いを強くさせます。

多くの人が、カメラを手に時間を過ごしていました。紅葉を主役にする人もいれば、人を主役にする人もあり・・・。

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ジョギング中だったために、カメラに収められなかったのが残念。しかし、今日の光景は、雨上がりという条件が強く影響しているようです。家に帰ってから出直しても、同じ光景には出会わなかったことでしょう。

二度と同じ光景、二度と同じ日が来ないのが秋ですね。生きているという実感をそんなことからも得ます。

ジョギングも、呼吸すらも、二度と同じ感覚は得がたいものです。生きているから変わっていくのでしょうね。

気付かせてくれる季節、体、環境・・・に感謝して、生きたいものです。




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