本年もありがとうございました

晦日もあっという間に20時を過ぎました。

昼間は大掃除、お年賀などの買い出し、そして夕方はジョギング、夕飯のお手伝いと続いて、やっと一息つけたところです。怒涛のような1日でした。

新宿の百貨店地下売り場は、午前中にもかかわらず、ものすごい人出でした。おせちやお年賀を買い求める人々で、どの通路もいっぱいです。完全に年末年始モードにスイッチがはいりました。

僕の買い物の一番の目当ては、「はぜの甘露煮」です。昨日寄った実家での会話、父が「はぜの甘露煮を食べたいけれど、どこにも売っていない」と言っていたので、父には内緒で探してきました。

昔、僕がまだ小さい頃、はぜ釣りによく連れていってもらった思い出が急によみがえったのです。実家の正月には、釣ったはぜが甘露煮になって、おせちの一角を占めるのですね。どれくらいの量だったかと言うと、その年の釣りの成果次第だったです。概して、あまり釣れなかった記憶があります。

父は頑固で、普段はこわいという印象ばかり持っていたのですが、はぜ釣りのときは優しかったのでした。

その父はもう80歳。食べたいものは食べさせてあげたいの一心で、探してきました。

甘露煮自体があまり売っていないようで、デパートを3軒はしごして、ようやく見つけました。おもわず店員さんに「ずーっと探していて、あって良かった!ありがとうございます〜」と思いをぶつけてしまいました。

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今は、夕飯までの一時を静かに過ごしています。

普段だったら、テレビをつけて大晦日、というところですが、テレビも見ずに、嫁さんが風呂から上がるのを待ちながら、この日記を書いています。静かな大晦日というのも良いものです。

ここ数日は、用事の合間に時間を見つけては、今年1年を振り返っていました。良いこともたくさんあった1年でしたが、自分の精神の至らなさ、そして気持ちの弱さを改めて認識しました。来年は、力強く、しかしながら力まずに、心を込めて毎日を過ごしたいと思ったところです。

この日記を通じて、また日記以外のリアルな場においても、みなさまには大変お世話になりました。みなさまの2011年が、良い年でありますようお祈りしております。ありがとうございました。




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