棚の作成(DIY)

靴を収納する棚を自作しました。

玄関から車庫に階段が伸びているのですが、なぜか巨大な空間があるのです。

先日までは何も考えず、ビールのストックや、靴を箱にいれて積んでいたのですが、靴は箱に入れておくと湿気で痛むし、箱に入れたものは開けることすらしません。一方で、玄関の靴収納に入りきらない靴が、階段に並んでいて、階段が狭くなって危ないのです。

測ってみると、縦65センチ、横77センチもあるので、棚を取り付けることにしました。縦15センチもあれば男性用の靴が楽々入るので、4段の棚ができる計画です。

これまで、キッチンや靴箱などの既製の棚に、棚板を追加することは何度かやってきました。僕のお気に入りは東急ハンズの木材加工コーナーです。白い化粧板が貼られた合板を、既製の棚のサイズにカットしてもらい、あとはダボや棚受けといって、棚を固定する器具を買ってくれば、簡単に棚を追加することができます。ダボは、直径がさまざまなので、既に使っているダボをお店に1個持っていって、同じ直径のものを見つけてきます。

今回は、DIYの難易度がさらに上がり、自分でダボ用の穴をあけないといけません。


調べてみると、電動ドライバー(インパクト・ドライバー)があれば、簡単に穴をあけられるとのこと。直径もミリ単位で設計できることから、ダボの直径に合うドリルを用意すれば良いようです。幸い、ウッドデッキを自作しようとして、購入した電動ドライバーが家にありました。ウッドデッキの自作は断念したのですが、今回はこれを使ってみることにしました。

普段、仕事はオフィス・ワークで、細かい計算や企画などを練るのが好きなのですが、実はこうした工作物が好きなのです。さすがに、無用なものをいろいろ作る訳にもいかないので、最近の実績はありません。本来なら犬小屋など作りたいところですが、うちの犬は室内犬なので、それも叶わぬ夢です。

さて、まずは東急ハンズで板を買い、あらかじめ測っておいたサイズにカットしてもらいました。板の値段は部材によりますが、カット代は1カット(1つの直線で)50円です。50円なら、プロに任せた方が仕上がりも綺麗で、かつその後の失敗の可能性も低くなります。

今回は、厳密に測ったサイズから、2ミリほど小さくした板を用意しました。カット誤差が1ミリほどあるようなのですが、東急ハンズさんの仕事は僕が経験した範囲では、本当に正確です。

ダボ用の穴を開ける場所に、印をつけていきます。側板にあたる場所は、片側がコンクリートで、もう片方が木でできていました。コンクリートに穴をあけるのは大変なので、コンクリート側には、側板をあてることにしました。

いよいよ穴をあけます。貫通しないように、ビニールテープで、これ以上は掘ってはいけないラインをドリル側に付けておきます。写真では、かなり上の方にビニールテープが貼ってありますが、これは後ほど紹介する穴あけガイドを使うからです。今回は、深さ9ミリの穴をあける計画です。

インパクト・ドライバーは結構重く、巨大なバッテリーが付いているのですが、使ってみると重い方が作業の安定性が増すようです。さらに、回転数の調整が微妙なタッチでできるようになっていて、とても使いやすかったです。

記念すべき最初の穴。緊張した〜。

ドライバーが回転すると、結構な力がかかるため、しっかりと押さえておかないといけません。

しかも、面に対して垂直に降ろしていかないといけません。穴あけ用のガイドがあったので、使ってみました。

柔らかい木材に穴をあける場合は、こうしたガイドがあった方が安心ですが、固い木材の場合はなくても大丈夫かなあという感じでした。最終的に、ダボを取り付け、棚を乗っけていきます。

じゃーん、完成!



【編集後記】達成感120%!たまには、DIYも良いものです。リフォーム屋さんに頼むと、工賃で10,000円はかかったでしょうか。浮いたお金で何を食べようかな・・・。今日の東京は雪で、来週に迫った青梅マラソンのための練習も断念です。これから、自宅で筋トレをして、午後はゆっくりと過ごそうと思います。




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