静岡駿府マラソン

今シーズン3度目となるハーフマラソンに参加してきました。駿府ラソンの参加ははじめてです。

何度となく訪ねる静岡市ですが、今回はいつもの車ではなく、新幹線で往復しました。出張を除き、ほとんど新幹線に乗らない僕は、行きも帰りもワクワクドキドキ。しかも、プラットこだまという割引チケットの存在をたまたま知って、グリーン車で行きました。ゆったりのんびりの旅です。

嫁が気を利かせて、往復とも富士山ビュー(眺望)サイドに席を取ってくれました。静岡で幼少期を過ごした僕は、富士山が大のお気に入りなのです。意味もなく車窓から富士山の写真をたくさん撮ってしまいました。

こうした遠征を伴うマラソン大会は、今回がはじめてです。きっかけがありました。今回は、嫁が初めて市民マラソン(5キロ)に参加することになったのです。何故、静岡なのかというのはおいといて、何度も来ている場所なのと、前後の食事も楽しみなので、迷わず遠征することを決めました。

その食事ですが、静岡でおすすめなのは、おでんやはんぺん、そしてしらすや桜えびなどの居酒屋メニューです。前日入りした僕らですが、揚げ物系は今回はパス。お酒もそこそこにする必要があったので、いつも行く回転寿司屋でカーボローディング(レース前日のグリコーゲン補給で一般に炭水化物を食べる方法)です。その寿司はかなり旨いと思っているのですが、今考えると、寿司がカーボローディングになったのかどうかは微妙なところです。

普段僕のレースに付き添いで来てくれる嫁ですが、自身が参加するのは始めて。スタート前の段取りなど、時間配分をガイドしながら、2人で走る準備をしていました。いつもは自分だけの準備だったので、これは楽しい!

地方の一大イベントとあって、会場は大賑わいです。圧倒的に地元の人が多く、1万人近くの人がエントリーしていたようです(ハーフは3000人台)。しかし、東京近郊のマラソン大会と違って、家族の応援が多かったようで、会場は和やかながらもかなりの熱気に包まれていました。

静岡市内は、坂も少なく、ほぼ平坦のコースと言っても良いでしょう。しかし、タイム別にスタート地点に並ぶ訳ではないので、スタート後しばらくは、速い人とマイペースの人が混じって、かなり走りにくかったです。

僕は、2週間前の青梅マラソン以来あまり練習ができなかったので、調子を語るほどのコンディションではなかったのですが、スタート位置がかなり前の方だったため、最初の3キロくらいがオーバーペースで入ってしまいました。しかも、気温が高く、風も強かったため、水分が十分ではなく、思ったほどタイムは伸びませんでした。今シーズン初マラソンの川越ハーフと同じくらいのタイムです。

しかし、育った地を走るのは感慨深いものがありました。マラソンコースは僕が住んでいた地域は通らなかったのですが、それでも静岡というだけで、気持ちが高ぶります。幸い、コースの後半は富士山を眺めながらの絶景ランで、その頃には疲労もかなりピークに達していたのですが、少しは楽しむ余裕も作れたみたいです。

最後は駿府城(跡)のお堀をぐるっと回ってゴールです。駿府城の周りは、ジョギングコースとして何度か走ったことがあったのですが、20キロ過ぎに回らされると、城の大きさを実感させられます。最後に心が折れそうになりましたが、さすが家康公のお膝元だと思っていたら、ゴールできました。

嫁も無事に5キロを完走。練習したときよりも良いタイムで、すがすがしい笑顔を見せてくれました。大会運営には、改善の余地もあると思いましたが、家族が多く集まる雰囲気や、市内を走るという楽しさ、沿道の方々の応援など、楽しい時間を過ごさせて頂きました。また来年も出たいなあ、と思った大会でした。




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