引退計画?

今日のお昼は、同業(金融業)他社にお勤めで、いつも極めてざっくばらんに話してくれる人とご一緒した。

彼の仕事は、一般の産業界に例えると、川下の方に位置するため、先行きの不安がとても高いらしい。つまり、川上の方の仕事が減ると、川下の仕事はもっと減るという危機感だ。

僕の仕事だって、あと5年も経つとどうなっているか分からない。彼は、まだ30代半ばで、5年経ったとしても、まだ40歳だから、どうにでもなるような気がするのだが、金融業は人口が多い上に、職種によっては転用が効かない(つぶしが効かない)ので、その不安は痛いほど良く分かる。

結論は特にないお話だったが、僕は40代も半ばに近付いているので、次のことを考えておかないと、と思った。いや、考えていない訳ではないのだが、そのプランは現状から遠く離れているために、どのくらいの期間で実現できるかどうかなど、まだ考えたことがない。

ただ、はっきりしているのは、「いつかやってみたい」とか「いざとなったら」という消極的な姿勢では駄目で、「あと何年経ったらやる」という具体的なイメージを持つべきなのだろう。