インストラクター修行

去年の12月にピラティスのインストラクターの試験に通って、今は実習として数名の友人にピラティスを教えています。

最終的に資格を得るには、数十時間の実習経験が必要なのです。資格証書をもらうために頑張っているのは事実ですが、この実習が実に楽しく、また勉強になるのです。

友人とは言え、他人の体です。しかも、いままでの友達付き合いでは分からない情報を体は発しています。

その情報とは、生まれつき、または習慣によって身にしみついた体の硬さや左右差などというものもあります。

一方、2回以上見て気付くことに、その日の体調によって、その人の体の硬さや緊張が違うということがあります。

今やっている実習は、ほとんどがプライベート・レッスン形式なので、その情報に合わせて、レッスンの内容を変えていきます。

終わった後、「体が動いて気持ちよかった〜」と言ってもらえるのが何よりの幸せですが、実際にそう言ってもらえなくても、最初と最後で体が抱えていた緊張が解放されているのが分かったりします。

このゴールデンウィークは、僕も嫁も、インストラクター修行です。修行と聞くと、ストイックな感じがしますが、新しいものを吸収していく過程は本当に楽しいものです。