書評〜声の出し方、作り方

近所の本屋さんで、「あっ、面白そう」と思って買って勢いで読んだ本。『声の出し方 作り方』は、いい声を教える本とは一線を画していて、どんな声がどんな相手、どんな場面に効果的か、について説いています。

声の出し方は一通りではなく、状況に応じて使い分けられるものだそうです。さらに本書は、「外国人からみた日本人の声は汚い?」という意見を紹介します。体育会系的な挨拶が慣習としてある日本は、声の出し方に幅がない、とも書いています。

僕は、長年の間、自分の声に自信がなく、どちらかと言えば自分の声は聞きたくないタイプでした。自分が聞く声と録音された声が違うせいも影響しています。活舌が悪いのも関係していますね。この本は、声の出し方や使い方について教えてくれました。

声は、生まれもったもの、その多くは体格で決まるらしいのです。どうやら、自分の声を否定するのは、建設的な行為ではないようです。おかげさまで、偏見をなくすきっかけにもなりました。

さて、明日は声を出して何を話そうかな。




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