オフィス間の流れ〜新しいことを考え流れをつくる


出張中のここ1週間は、米国拠点の人たちと情報交換や、課題についての議論、今後の方向性について話し合っていて、日記に向かう時間がなかなか取れなかった。

今回会った人を、いつもの顔ぶれよりも幅広い。所属チームや役職などを広げてみたのだ。しかも会う人の人数も多かった。このことは、僕の仕事における役割の変化や、考え方の変化を反映している。より大きく、高い視点で、今のビジネスを捉えて、いかにチームの人に効率良く、かつ効果的に、結果としてよりよい機会を持ってもらえるようにできるか、を考えつつ・・・。

僕の勤める会社は、業界ではいわば、新商品を先駆けて世に出すようなイメージのある会社。実際に中にいても、常に次の商品ややり方を考える人たちで溢れている。米国拠点が西海岸の自由な雰囲気にあることも間接的には関係しているだろう。そして、その雰囲気ややり方が好きな人たちが、他の拠点にも集まっている。

そうなると、それぞれの拠点で新しいことを考える人がいて、それによって流れが幾つか出来ていく。今回の出張は4ヶ月ぶりなのだが、この4ヶ月はその流れが今まで以上に速いことを感じた。

まずは流れのスピードを各拠点で合わせていくことが必要。流れに沿ってできることを東京でも行う一方、東京で起きている流れを他の拠点に伝えていくことを行っていく・・・。新しいことを考えていく人の規模がそもそも違うので、流れの数は米国の方が多いのだが、グローバルの企業においては、どんな小さなオフィスでも、グローバルの企業の一員として貢献することが常に求められる。

そして次に、それを行うコミュニケーションを確保したり、人材の配置、トレーニングを行っていく。これは向こう数ヶ月から数年のビジネス開発においても重要な意思決定となり得る。イノベーションのスピードがますます上がっていくので、昨日までのモデルは今後は使えないという前提で、先読みをしていく。

こうしたことを感じて次の一手を選択していくセンサーのような機能が、とても重要であると感じた1週間でした。




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