今やれることを全力で 〜 オンオフの切り替えがうまくいかないとき


オンとオフ。これをしっかりと切り換えられれば、ストレスは増え続けるどころか、オフの使い方によっては減らすことができる。頭の中で、そう思うことができても、実際に自分をコントロールできるかどうかは別だ。

僕はどちらかと言うと、今までオンの時間を増やすことにより、時間で解決を図っていたようだ。もちろん、時間で解決できることはある。増してやその仕事が好きであればなおさらだ。

しかし、時間で解決できない問題もある。自分の力だけでは及ばない問題。たとえば、複数の専門家を要し、複数のアプローチでやっと解決できそうな場合などだ。この場合、いくら自分のオフをつぶしてオンに充てても、効果はない。1人ではチームの力を活かせないので、かけた時間に対して得られる結果は小さい。

しかし、そうと分かってオフの時間をしっかりとっても、仕事のことを考えてばかりいる自分がいる。特にストレスを感じる問題であればあるほどだ。そのようなオフを過ごしていると、今度はオンで力を発揮できない。

最近、とある本で読んだり家内と話しているうちに、「現実をありのまま受け入れること」「今の役割、今やれることを全力でやること」「自信と勇気をもって休むこと」の大切さを知った。

自分はこれまで、体力や気合い、を推進力として物事を押し込んできたのであろう。繰り返しになるが、これが良い場面とそうでない場面がある。やるべきことがクリアな場合、結果がかける時間によって期待できる場合、1人の努力が及ぶ範囲が見える場合は良い。

今の自分は、そうではない。今は、セルフ・コントロールの方法を学んでいるのだと思った。




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