NLPの基本がわかる本

NLPについての勉強してみました。NLPはNeuro-Linguistic Programmingの略で、人間の脳が好むことを理解した上で言語によるコミュニケーションをより効果的にしよう、とする心理学的な手法だそうです。「NLPの基本がわかる本」山崎啓支著は、ビジネスとりわけコーチングの場面においてそれをどう認識して使うかのヒントを与えてくれます。

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

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NLPについて知ったのは、自分のビジネスコーチによる紹介で、僕が自分自身について「共感を示し感情を表現するのが苦手なんですよ〜」と話したことがきっかけだった。共感を示し、の部分についてはNLPの考え方は説得力を持つ。感情を表す部分はNLPで説くのではないが、そもそも自分が「感情を表現するのが苦手」と思っているのは、ある性格診断をしたときにカウンセラーが発した言葉で、今でもそのカウンセラーは何かと決めつけては人のことを単純化しようとしていて不愉快な思いが蘇るのだが、もしかするとその思いが不必要に邪魔になっているかもしれない、と思うようになった。

共感が示せないから感情が表せないのであって、では感情って何?というと今ひとつ具体的につながっていかない。ところで、一昨日のラジオ番組で、感情をこめるのが上手い人を紹介します・・・、と言ってデモンストレーションをしていた。そのデモとは、「ラジオ局の住所を嬉しくって仕方がない様子で案内する」という余興程度のものだったが、そういうのと自分が求めているのは違うなあ、と思ってもみた。

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NLPに戻ると、この考え方は当時超有名な3人の天才セラピストを分析して産まれてきたそうです。人と人との間のコミュニケーションは、仕事だけをとってみていも、「まだ足りない」「良くすることが課題」と言われる代表格ですが、それを時間や機会ではなく、「ではどうしたらうまくできるのか?」について考えるのに良いフレームワークだと思います。




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