ツイッター140文字が世界を変える
ツイッター関連のブログやつぶやきで話題のツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)、面白かったです。
驚きは、2009年の夏までの情報が入っていること。初版は今月ですよ!この本はつぶやきで書かれたものではないけれど、それだけのスピード感をもって、「ツイッターの今」を語っているところに面白さがあります。場の雰囲気、臨場感があります。
ふと思ったことに、こうした新しい道具を習得するのに、昔は教則本のような分厚いテキストが役立った。「できる●●●●」シリーズだったりね。
でも今は新書などの記事と、ネットがあれば、たいがいの使い方は分かる。後は体で覚える・・・です。
ツイッターの好きなところは広告がないところかな。緩いコミュニケーション手段で、「こうじゃなくっちゃ」というのが少ないところも、使ってみると分かります。
僕が本を読んで刺激になったのは、『情報を出し続けると生活が楽しくなるよ』という言葉でした。「多様な情報の流れを見る」という点に焦点があたっていたけれど、その言葉の裏には、「多様な接し方、楽しみ方があってよい」と言っていたのだと思います。
例えば、ブログやツイッターで発信しても返事がない、コメントがないって普通のユーザーには普通ですよね。
でも自分が楽しいと思えれば良いし、実は自分に対して発信していることもある。「あの時こう言った」というレベルから、書いて発信することによって無意識の興味を顕在化することだってある。
僕がちょっと前まで興味ももたなかったツイッターだって、いろいろな記事を書いたり、将来の「あったらいいなあ」とか「こんな仕事をしたいなあ」と考えてあれこれ書いたりしていたら、偶然に出会ったようなもの。はるか昔に家内が「始めてみるの〜」と言ってたのに・・・。
それだけ、情報や興味への経路、そしてその感度を高めるのは、自分が主体的に興味を持つかどうかにかかっているのだと思います。それでも多くは、「きまぐれ」の集まり。しかし、自分で発信すると、きまぐれな自分にも「今」を生きる優先順位があって、それが洪水のように流れる情報や興味への感度を高めるのに向いているのだと思うのです。
ブログより、はるかに簡単ツイッター(詠み人知らず)
- 作者: コグレマサト,いしたにまさき
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/10/09
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