人についてくる仕事を創ろう！

仕事は人についてくるのか、人は仕事についていくのか？世の中にはいろいろな仕事があるから、一概には言えないけれど、最終的に「仕事が人についてくる」環境を作ればしめたものだと思う。そうすることで、仕事人生を楽しくしたり、自分が成長する場を見つけることができる。

最近、新しい職務についた。企画・管理に近い仕事だろうか･･･。いや、ちょっと違う。何でも屋と言った方がイメージに近い。他の人ができないことをやるというのがその仕事の醍醐味だ。昔も今の会社で似た仕事をしたことがあるが、今の状況は前回とは異なるところが多いから、感覚としては新しい職務と言っても過言ではないように思う。

その職務では、昔も今も、会社や上司から「こうしてくれ」と言われたことがない。僕と社長である上司との関係は10年近くになるが、僕の個性でもある「上から指示されるのを嫌う性格」を知ってか知らずか、上司は仕事について細かい指図をしない。しかし、その中でも今回は特別である。「こういうポジションを用意したから…」の他は、自分から仕事を考えて創っていかないと、何もしていないことになってしまう。しかも、自分一人だけの問題ではなく、部下も含めての状況だ。

幸いに、周囲からの認知が早く、仕事も最初から集まっている。その中で、目先の仕事に忙殺されないよう、注意深く情報を分析したり、人を分析することによって、仕事のやり方や優先順位も見えてきた。実行するのがまた一苦労なのだが、少なくとも方向が見えるということは何よりも大きい収穫だ。

こういう仕事ができることは本当に恵まれていると思う。思えば、社会人駆け出しの頃、目先の仕事でも何か改善する点はないか？を考え実践してきたことが、そういう行動様式を根付かせてくれたと思う。嬉しいことに、僕の周囲にも、若手でまだ知識も経験も十分ではないけれど、上から言われるままに仕事をするのではなく、「こうした方が…」と言ってくる人がいる。できる限りの応援をしていきたいと思う。

ちょっとした改善でも、それが過去の自分を超えることで、次のステージが用意される。それが積み重なっていった結果、「仕事は人についてくる」のだと改めて思う。

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