1年という時間のカウント方法

今日から7月ですね。1年の半分が終わりました。あと6ヶ月しかないと考えるか、まだ6ヶ月あると考えるかは、この6ヶ月の成果次第かもしれません。

企業に勤めていると、1年で業績目標を立てるのが普通です。外資系の場合は、暦年(1月から12月まで)。だから今日が後半戦のスタートですね。個人的な目標も、お正月を区切りに暦年で考えるでしょうから、今日がやはり後半戦のキックオフです。

1年は12ヶ月ですが、52週という捉え方はいかがでしょうか。週表示の手帳には、今週が52分の27週にあたるといったような表示をしているものもあります。

お勤めの人だと、1年のうちに1〜2週間は連続休暇で休みますよね。外資系だと、12月の後半はクリスマスで仕事がスローダウンするからプラス2週間は使えません。そうすると、ざっと4週は使えない週になる。つまり、1年は実質48週くらいしかないのです。

年の目標を立てるときも、1月1日から目標がばしっと決まっている人は少なくって、3〜4週くらいは計画を固めるために時間がかかります。緩〜い組織だと、8週くらいかかる。そうすると、「今年はこれをターゲットにしよう」と意気込んだときには既に梅が咲いていて、1年はあと40週しかない、となる。

厳しいようですが、現実に起こりうる話です。このように考えていくと、1週間の重みが違ってきます。そして、1日1日の行動計画もよりはっきりしてきます。

自然と四季の恵みが豊かな日本では、ついつい月単位で物事を考えてしまいますが、スピード感の速い、季節感の少ないグローバルのビジネスでは、週単位で考える方法も試してみてはと思います。




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