ウイルスソフトのアップグレード

僕はカスペルスキーというウイルスソフトを2ヶ月近く使っている。評判によると、「速い、精度が高い、カスタマイズができる」そうだ。確かに、以前に使っていた某社のソフトと比べると、動作が速い。

それに、ロシアのソフトというのも良い。これは、半分シャレではあるが、なんとなく凄そうではないか。こういうイメージというのは、たとえ「なんとなく」という程度のものでもブランドになる。日本がデフレを脱却するために、「どの産業で競争力を付けるべきか」という問題でも、このブランド・イメージを利用することは極めて大事だ。

話が脱線したが、数日前にソフトのアップグレードが来ていた。今使っているのは2010年版なのだが、それを無料で2011年版にアップグレードできる、と言う。早速やってみたら、半日を費やす大作業となってしまった。残念なことに、アップグレード・ソフトのインストールが上手くいかず、ネットワークの設定が崩れ、修復困難な状態になってしまった。iPhoneの小さい画面で修復方法を調べながら、しばらく格闘したが一向に治らないので、仕方なくアンインストールして、2010年版に戻したところだ。

ウイルスソフトは、使用の範囲や設定の方法にもよるが、システムの運営のかなり微妙なところまで関与しているようだ。その証拠に、今回のアンインストールでは、システムを数日前の状態に戻す「システムの復元」という方法を取ったのだが、ウイルスソフトだけが復元できなかった。何とか、無事にアンインストールを行えたのは良かったものの、再インストールと再設定にはかなりの時間を要してしまった。

今回のアップグレードのエラーの問題はまだ分からないが、ウイルスソフトのアップグレードやインストールには、他のユーザーの経験や意見を十分調べてから、実施する方が良さそうだ。




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