過去の日記を読み終えました

以前に書いたように、自分の「悪文」を読みやすくなるよう直しながら、過去の日記をずっと読んでいました。

1か月半近くかけて、ようやく終わりました。何しろ、まとめて作業するのが大変だったので、何かの合間に細々とやってきたのです。

過去の日記には、旅行記や食べたログなどの和み記事も多いのですが、自分の仕事や生き方について綴った記事は、読み直してみると興味深いものがありました。なぜなら、今の自分にとって勉強になるものが多かったのです。

自分が書いたものから勉強するとは、おかしな感じを受けますが、それだけ人間というのは移ろいやすく、そしてどんなに良いと思ったことでも、忘れてしまうということを意味します。僕の場合だけかもしれませんが・・・。


このことから、過去の記事をさらにまとめたい、という衝動に駆られているのですが、これは読み直す以上に大変そうです。過去の記事は、出来事のあったその日かせめて1週間以内に書いているので、ライブ感が伝わってよいのですが、全部読み直しての印象では、同じような出来事を受けても、書いていることが微妙に違うことがあるようなのです。

このことは、人間は常に勉強していることを意味します、と信じたいです。僕の場合、軸がぶれているだけなのかもしれませんが・・・。

さらに量も多いので、体系化するのは大変そうです。

なので、まとめる作業はやめて、また読みたい記事をEvernoteにクリップしておくことにとどめました。

 ※ ※ ※ ※

このことから、どんなにネットが一般化し、そしてブログというメディアが主導権を拡げていっても、書籍(電子書籍を含みます)というメディアは消えない、のではないでしょうか。

おそらく書籍は、ブログや雑誌記事などに比べてライブ感をいくらか失いますが、著者の考え(発行時点での・・・)が集約したものになります。テーマにもよりますが、著者の考えがある程度は体系化しているはずです。ブログは多少、ぶれたり変化することがあるのかもしれませんが、それが逆に良かったりする場合もあるでしょう。

 ※ ※ ※ ※

今回の経験から、「自分の過去のコンテンツに触れる」ことは予想外に難しいことだと思いました。そう言えば、以前友人が、「寝る前に自分の1年前の日記を読むようにしている」と言っていたのを思い出しました。たとえば、今日が2010年11月19日ですから、今日寝る前に2009年11月19日の日記を読むというのです。

これなら忘れずに、1年前に書いたことに触れ、自分を見つめ直したり、新たな発見をすることができそうです。寝る前にパソコンを開けるのはちょっと辛いですが、ブログを書くときに1年前の記事を読む癖をつけることでも良いかもしれません。


【編集後記】何事も、フォローアップするということは大事ですね。「事業仕訳のその後をフォローアップすべきだ」という話がありましたが、自分の場合も同じでした。




こちらへも遊びに来て下さい。→金融の10番は日本人に任せろ!